出版社内容情報
近代(1)
十九世紀のフランス美術/(新古典・ロマン主義・レアリスム)/ダヴィット/プリュードン/ルニョー/ボワリー/ジロデ/グロ/ジェラール/ゲラン/フランク/グラネ/ピコ/エーム/ジェリコー/ドラクロア/ドゥカン/アングル/ドラロージュ/イザベイ/ドヴェリア/シャセリオー/クテュール/シェフェール/コロー/ヴァランシェンヌ/ミシェル/ユエ/ラヴィエ/カバ/ルソー/ドービニー/ディアズ/デュプレ/トロワイヨン/ミレー/グレール/カバネル/ブグロー/エンネル/メッソニエ/ボナ/カロリュス=デュラン/ドーミエ/クールベ/タッセール/ボンヴァン/バスティアン=ルパージュ/フランドラン/レーマン/ジーグレル/●パリのモニュメント/ルーヴル美術館ペルシエの間/マルメゾンの館/ブルボン宮図書室/ブルボン宮国王の間/サン=ポール=サン=ルイ聖堂/サン=ドニ=デュ=サン=サクルマン聖堂/リュクサンブール宮図書室/サン=シュルピス聖堂/パリ国立美術学校/サン=フィリップ=デュ=ルール聖堂/サン=メリ聖堂/サント=マリ=マドレーヌ聖堂/サン=ジェルマン=デ=プレ聖堂/オペラ座/リヨン駅/パリ市庁舎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
325
19世紀のフランス美術をとりあげる。新古典主義のダヴィッドとその後継者アングル、ロマン主義のドラクロワ、写実主義のコロ―、クールベ、そしてバルビゾン派のミレーなどがこの巻を飾る。こうして並べてみると、それぞれに行き方や手法は違うものの、いずれもサロン(官展)の画家たちである。たしかに立派な絵だが、官の側からお手本を示され、こんな絵を描くようにと推奨されるなんて、ボヘミアンの画家たちは反発するだろう。結果的にはそのことがかえって絵画を大いに革新させることになったのだが。もう1点は、これらの絵が持つ⇒2022/12/05
KAZOO
105
この巻は、ルーブル美術館とオルセー美術館にある絵画が中心です。ダヴィッド、ジェリコー、ドラクロワの作品が最初に並んでいます。そのあとには、アングル、コローの作品群がかなり多く収められています。ミレー、ドーミエ、クールベがそのあとに続きます。これだけの作品を一堂にはなかなか見れませんね。時たま目の保養をしています。2016/09/08