出版社内容情報
児童から読める翻訳ファンタジー文学。
英国アイルランド生まれのファンタジー翻訳児童文学です。読者をハラハラドキドキさせる予想もできないストーリー展開が売りもので、闇の世界の生きものバンパイアを描いているにもかかわらず、暗いイメージが湧いてきません。ドラマティックな広がりを見せる世界の中に、人間の真実を見る作家の目があるからです。家族愛、友情、勇気や冒険心の大切さが裏打ちされています。それが家族そろって読んでいるなどという、幅広い年令の読者層を生んでいます。7巻から9巻までが一続きになっていて、バンパイア元帥になった主人公ダレンが、宿敵のバンパニーズ大王を追う物語になっています。
ダレン・シャン[ダレンシャン]
著・文・その他
橋本 恵[ハシモト メグミ]
翻訳
内容説明
最年少で元帥に選ばれ、バンパイア・マウンテンで6年間修行と経験をつんできたダレン。そんなある日、突然現れたミスター・タイニーが、バンパニーズとの戦争でバンパイア一族が生き残るためには「選ばれし者」がバンパニーズ大王を倒すしかないという予言をする。そして「選ばれし者」としてダレンとクレプスリーが大王を倒すための旅に出ることに…。ファンタジーミステリー第7弾。
著者等紹介
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京都生まれ。東京大学教養学部卒。大手都市銀行に勤務ののち、翻訳業に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuna Ioki☆
20
前作から数年スキップしてようやくヴァンパイアVSヴァンパニーズの戦いが本格化。ただし、大きな戦いに向けて敵の居場所と正体を探る段階でしかないが。新たな登場人物も増えたが、ヴァンパニーズ大王の正体は不明のままだが多分あの人物(笑)児童書なので仕方ないのだろうが相変わらず漢字が少く、ひらがなが大半を占めるので微妙に読みにくい(笑)2013/10/20
kanki
19
7,8,9で一まとまりの3部作第一、黄昏。バンチャ元帥登場、そして過去が明かされる。2022/06/16
こふく
18
再読7巻読了。1章終わるごとの喪失感。そしてまた新たな冒険の始まりに心踊る。エブラとの再会にうるうる~。これからまだあんなことやこんなことが待ち受けてると思うと…あぁ、面白い!2020/06/10
星野
14
前巻で、もう追いかけなくていいかな、と思いほったらかしにしていたのですが、職場の先輩にすすめられて急遽読むことに。久々にダレン・シャンの世界を覗いてみたら、思いのほか驚きの連続でわくわく。すらすら読めた。ミスター・タイニーと魔女の予言が気になります。この調子で続けて読もう。2013/02/17
スズコ(梵我一如、一なる生命)
13
半分まで読みながら年明けを迎えてしまった。。。バンチャマーチ元帥が、鼻くそとかゲップとかで、初めてダレンシャンで引く。魔女の話といい、ダレンシャンはハリポタみたいに良い子の物語感が無くて読み易い。2023/01/09