出版社内容情報
▼第8話/ヤンキーくん(1)▼第9話/ヤンキーくん(2)▼第10話/ヤンキーくん(3)▼第11話/ヤンキーくん(4)▼第12話/ヤンキーくんPart.2(1)▼第13話/ヤンキーくんPart.2(2)▼第14話/ヤンキーくんPart.2(3)▼第15話/ヤンキーくんPart.2(4)▼第16話/ヤンキーくんPart.2(5)●主な登場人物/丑嶋(闇金「カウカウファイナンス」社長、23歳)●あらすじ/暴走族のヘッド・愛沢のバイクを、そうとは知らずに盗んで大破させてしまった中卒ニートの少年・マサル。怒った愛沢はマサルにリンチを加えた挙げ句、修理費+慰謝料200万円を払わせようと丑嶋のもとに運び込む。マサルが未成年のため消費者金融で借りられないことから、闇金で借金させようという訳なのだが…(第8話)。●本巻の特徴/丑嶋の下で働くことになり、母子家庭の貧乏生活から一転、ガンガン高収入を稼ぎ始めたマサル。だが金遣いも荒くなり、今の給料だけでは足りなくなってきたマサルは、とうとう「副業」に手を出して…!?●その他の登場人物/マサル(中卒ニート。愛沢のバイクを大破させ、200万の借金を強要されたのをきっかけに、丑嶋の下で働くことに)、高田(「カウカウファイナンス」の従業員。マサルの教育係)、愛沢(暴走族「愛沢連合」ヘッド。マサルにバイクを盗まれる)、滑皮(暴力団の幹部候補。愛沢から200万円強請り取ろうとしている)
真鍋 昌平[マナベ ショウヘイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
45
丑嶋社長この見た目で23歳とは、ヤンキーくん編、自制心を保てない欲に弱い人間は楽な方に流されて後でツケが回ってくる。2019/12/31
ゼロ
29
何もない。ヤンキーくんに登場するキャラクターたちは、同じことを思っている。何もないからこそ、暴力に走り、窃盗を行い、奪われていく。その姿が生々しく思えて、ゾッとする。さて、今回は加賀勝をメインに置いたお話で、愛沢のバイクを盗み、紆余曲折あり、丑嶋くんの元で働くことになる。お金を稼げることを知ってしまった勝は、余計なことをして殺されそうになる。自業自得ではあるが、その心理は分からなくはない。勝のエピソードが落ち着くと、愛沢のエピソードが始まり、ヤンキーってその日暮らしをしており、切羽詰まっている姿が伺える。2015/01/25
カラシニコフ
20
へこっ、へこっ…ヤンキー怖い。ヤクザも怖い。この世は怖いものだらけだ。 ★★★★★2015/12/03
ワダマコト
18
もうウシジマくんがどうこうというより、社会の底辺がどうなっているかっていうことを書くのが主軸だよね。2014/01/02
うめ
17
この巻では調子付いて暴走する、若さ、がテーマか。おバカさんはどの世界でも強者に狩られる”弱者”に過ぎない。闇の稼業は、弱くても莫迦でもなれない。お勉強が出来ないからと安易にグレるのは間違いで、突出して強くもなく頭も切れず、残酷にもなれない人こそ、真面目にコツコツ生きるしかない。と悟らせるマンガだ。2017/02/16