- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 集英社 ジャンプC
出版社内容情報
アストラ号が辿り着いた第3の惑星アリスペード。そこは水も食料も豊富でリゾート地のような楽園だった! 一行は久しぶりの平和な日々を満喫し、一匹狼のウルガーもルカと打ち解け始める。だが、2人を繋ぐ「糸」が明らかになり…!?
篠原 健太[シノハラケンタ]
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
78
ケアード高校9名の行方不明、親たちも心配しているのかと思いきや、アリエスの母以外は冷静沈着。まるで死ぬことを受け入れているのか、死なないことを確信しているかのようで気持ちが悪い。一方、惑星アリスペードに到着していた彼らはバカンスを楽しんでいた。今回はルカとウルガーの過去を深掘りすることに。ルカはインターセクシャルだったとは。彼らは徐々に絆を深めていき、シャルスの過去も明らかになった。登場人物の過去は何かしらあるのは漫画だからなのだろうか。イクリスでは、アストラが動かなくなる。しかしアストラがいる。なぜだ?2019/07/15
ホシナーたかはし
37
一冊に付き一話完結がありがたい作品、今回はほぼ海面な惑星での事件。水着回の必要性があるのか最初は疑問でしたが、話が進むにつれ、魚や鳥しかいない理由とルカの正体?が合わさって、背筋がゾクゾク来ました。ルカ、どっちだろうと思っていたけど、納得と言うかやっぱりと言うか。四コマが面白すぎ!特に甘い言葉を言うメカ、リッチテイスト~、女子トークが好き。2019/08/10
トラシショウ。
35
「うぜえんだよ一匹狼気取りが。黙って掴まってろ」。本星でその親達が捜索を打ち切り失踪届を出そうとしているとも知らず、南国リゾートの様な惑星アリスペードで束の間の安らぎを得るアストラ号の九人。一見穏やかで過ごしやすい惑星の本性が明らかになり、その混乱の渦中にウルガーとルカを結ぶ「糸」が対立と亀裂を呼び、そしてシャルスの悲しき生い立ちが語られる。九人の共通点は何なのか、「刺客」の沈黙は何故か、幾つもの宙吊りの疑問を解消出来ぬ中、致命的損傷を負ったアストラ号に絶望する彼らが見た物とは(以下コメ欄に余談)。2018/08/07
アマニョッキ
35
面白すぎて会社にまで持ってきてしまった。2018/06/12
GM職員
34
ケアード高校B5班の面々による宇宙漂流記、結束の第3巻。これで、語り手のような位置にいる天然系ヒロイン以外、大体メンバーの過去話は出揃ったかな。いや、副長格の天才君もまだだな…。何だかキナ臭い親たちの様子や、明らかになる因縁・共通点に、前巻提示された「B5に入れて一斉殺処分」が現実味を帯びてきた様子。困惑必至の新たな船は、謎の球体のワープ能力か?それでも、絶望的状況下でみんなを鼓舞するキャプテンは偉い!それにしても、帰還計画の中継地点として登場する各惑星が、SF的アイデア溢れる環境や生態系で実に面白い。2019/01/27