出版社内容情報
「人生の半分は整理整頓」なら、始めよう! すぐに!
ドイツ人の母や祖父母に教えこまれたタニアさんの整理術。ものだけでなく、情報・時間の持ち方、収納、考え方にわたり徹底的に解説。「ものが片づくと心も片づく」という不思議な真実に気づきます!
内容説明
自分の空間に合った量のモノしか持たないのが理想。モノが片づくと、不思議に心も落ち着きます。
目次
第1章 タニア流整理術のルール(自分の快適なライフスタイルを検討する;空間に合った量のモノを持つ;使う場所の近くに収納するのが鉄則 ほか)
第2章 モノ編(「玄関は家の顔―玄関まわりはすっきりと見せる」;「食品は使う頻度によって整理」;「キッチンは適材適所で。使う頻度、使い勝手のよさを考える」 ほか)
第3章 情報・時間編(大事な書類のファイル法;必要な情報は1冊にまとめる;スケジュール帳と覚え書きノート ほか)
著者等紹介
門倉多仁亜[カドクラタニア]
1966年日本で生まれ、ドイツ人の母、日本人の父を持つ。父の転勤などで、ドイツ、アメリカで育つ。国際基督教大学卒業後、外資系証券会社に勤務。結婚後、夫とともにロンドンへ行き、当地のル・コルドン・ブルーにて料理を学ぶ。帰国後、料理教室やドイツのライフスタイルについてのセミナーなどを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
62
いい本だった。整理術というより生き方そのものですね。素敵です。シンプルできちんとしているけれど大らかな感じがするのは、彼女の性格もあるだろうし、骨董品のような古い家具を使っていることも関係あるかもしれない。「人生の半分は整理整頓」1日、1週間、1年のリズムを作る。というのがその生活の基礎となっているようだ。2015/09/23
ごへいもち
33
リビングの居心地が良さそう。鹿児島と東京に家があって往復する生活はちょっと負担が大きすぎなのでは?時々は疲れて出来合いの惣菜が夕食になることもあるけど器を入れ替えたりしない、疲れてるから手抜きしたのに洗い物を増やすなんて…というところがドイツ気質を感じさせてナイスw。嫌いなスポーツはしない、趣味はあまりない、テレビもできれば見たくないというふうに割り切るとシンプル生活にしやすいんだろうなぁ。2014/10/06
橘
28
なんとなく心が散らかっているので再読しました。タニアさんの語り口が優しく穏やかで好きです。わたしもなんだかんだ先延ばしにしてしまうのですが、そうしても決断が楽になるわけではない、が今回は心に留まりました。ちゃんと考えて生きないとな。心も体も重い気がするので整理します。2017/04/29
橘
23
読めてよかった本でした。わたしは時間の使い方が上手くないと改めて実感しました。物は多いし…断捨離して整理整頓しなきゃ、という気持ちになりました。タニアさんの、わたしはこうしていますよ、という考え方が、優しく伝わってきました。2016/04/23
なるみ(旧Narumi)
19
タニアさんの著書、初読みです。実家の母がよかったとの読後感ということもあり、図書館で借りて読んでみました。印象的だったのは、「1日・1週間・1カ月・1年・生活のリズムを大切に」との終章でした。整理・収納本のつもりで借りたのですがそれだけではなく、身体によい生活のリズムなどについても、決して押し付けがましくなく、読みやすい口調で書かれていて、何だかほっとした読後感でした。2015/01/06