私が人生の旅で学んだこと

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087813319
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

内容説明

93歳の私から、すべての医師、すべての患者さん、そして、すべての未来を生きる人たちに、これだけはぜひ伝えたい。

目次

第1章 私が「医師」になるまで(母の命を助けてくれた医師;進路に揺れた青年期 ほか)
第2章 私が医師に言いたいこと(医師と患者の「上下関係」;医学はサイエンスに支えられたアート ほか)
第3章 医師と患者のパートナー・シップ(患者がいい医師を育てる;患者が語らないと医療のドアは開かない ほか)
第4章 死を看とる(患者にとってのクォリティ・オブ・ライフ;おろそかにされてきた、いのちの終焉 ほか)
第5章 人育て、医師育て(医学教育は植物が成長するようなシステムで;「いのち」と「死」を子どもたちに教えたい ほか)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911(明治44)年、山口県生まれ。京都帝大医学部卒業後、41年に聖路加国際病院の内科医となり、内科医長、院長代理、院長を経て、聖路加国際病院理事長・同名誉院長、聖路加看護大学理事長・同名誉学長。(財)ライフ・プランニング・センター理事長、日本音楽療法学会理事長。98年東京都名誉都民。99年文化功労者。早くから予防医学の重要性を指摘し、患者参加の医療など、医療改革に向けて数々の提言をし、終末医療の普及や医学・看護教育にも尽力。2000年には75歳以上の新しい生き方を提唱して「新老人の会」を立ち上げた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

81
「病気を診る」のではなく、「患者さんを観る」。そんな思いがたくさんつまっています。若手の医療従事者に向けて述べられている箇所が多いけど、一般の人が病気の患者になったときに医師に対するかかり方のコツについても紙面が多く割かれています。人間も30代、40代になるとそれまでの人生では考えられなかった病気に向き合う機会に出くわす。そう言うときに備えて読んでおくといいと思う。2017/03/04

なにょう

4
モデルをもつというのは大切なことです。モデルになる人は…歴史上の人でもかまいません。人は具体的なモデルを持ったほうが伸びていく、ということを心に刻み、先輩、先人から学ぶことを、みなさんも生涯にわたって心がけてください。p187改めて考えると、自分がモデルにしたい人って誰だろう。まずは、そこから考える。また、毎日働く上で、この人のここは真似してみよう、というのを探してみよう。2016/01/12

ふみみ

0
素晴らしかった。本当にすごい先生だと思う。 個人的に病院にお世話になることが多い身なので、思うところが沢山あった。 医学はサイエンスに支えられたアートである・患者も勉強し、医療に参加すること・オスラー博士の平静の心・無財七施・・・などなど、心に留めておきたい言葉が沢山。2021/02/17

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