青雲はるかに〈下〉

青雲はるかに〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087742985
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

秦では何かが変わりつつあった。魏の宰相・魏斉から身を隠すため、張禄と名を変えた范雎は、秦の王・昭襄王により近づいてゆく。それは愛する人をとりもどし、魏斉への復讐をとげるための第一歩であった。権力の趨勢に翻弄されながら范雎は希有の生涯を歩む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakap1173

33
後半、一気に物語が展開。 范雎による痛快な復讐劇でもあり、統一国家建設の物語でもあり、美しい恋愛物語でもありました。 非常に面白かったです。おすすめですよ♪ 明日はいつもの鎌倉ではなく九十九里でSURF予定です。 いい波だったらいいなあ。2021/03/26

Tanaka9999

6
下巻はほとんどが秦の宰相になってから。政治と戦争の話題。主人公が戦いの場面から遠くにいる部分が多く占めるのはこの人の長編として珍しいか。女性がキーパーソンとなるところなんかこの作者らしい。そして、最後に至ってなんとなく急いでいるように見えるところもこの作者らしい。この戦国末期の権謀術策むき出しになる時代は、流れは知っていいても人物はあまりよく知らないので、それなりに新鮮。始皇帝の出現からは人物もそれないりになじみがあるのだが。2020/01/16

りんふぁ

1
范雎、秦の主宰かー!紆余曲折あったけど、おさまるべき場所に。原声とも添い遂げれて。白起がなぁ。なんかもっと謙虚さがあれば、貴人と出逢えてれば、違う生き方が出来たんじゃないかなぁ。最期が寂しかったな。読みごたえはありました。2014/03/28

kei-o

0
復讐と報恩の物語 原声への想いも含めて范雎の一途さの物語でもあると思った テイアンペイの降伏の描写が仕方ないとは思うが寂しい2017/06/01

半べえ (やればできる子)

0
★★★★2008/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/412827
  • ご注意事項

最近チェックした商品