カケラ

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか――?
「美容整形」をテーマに、外見にまつわる自意識や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリ長編。

【著者略歴】
湊かなえ(みなと かなえ)
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞、受賞作を収録した『告白』でデビュー。同作で09年本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞候補となる。その他の著書に『夜行観覧車』『白ゆき姫殺人事件』『母性』『山女日記』『リバース』『未来』『落日』など多数。

内容説明

美容クリニックに勤める医師の久乃は、ある日、故郷の同級生・八重子の娘が亡くなったことを知る。母の作るドーナツが大好物で、性格の明るい人気者だったという少女に何が起きたのか―。“美容整形”をテーマに、容姿をめぐる固定観念をあぶりだす心理ミステリ長編!

著者等紹介

湊かなえ[ミナトカナエ]
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞、受賞作を収録した『告白』でデビュー。同作で09年、本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞候補となる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

598
新型コロナウィルス対策購入シリーズ第55弾、湊 かなえは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、ドーナツの甘い誘惑イヤミス連作短編集でした。 百田 尚樹の『モンスター』のようなイメージだと思ったんですが、違いました。少し残念な作品です。 https://www.shueisha.co.jp/kakera/2020/05/21

bunmei

517
一人称形式の筆致で綴られる湊作品ならではの一冊。ドーナッツに囲まれて死んだ女子高生の事件の真相を、美人美容整形外科医が、女子高生に関わった人々から聞き取りする形で物語は展開。テーマは美容整形のようですが、それより、他者を体系や容姿で判断しようとする深層心理や集団心理、固定観念の是非ついての問いを投げかけていると思います。それにしても、湊作品の教師って、なんでこんなに無能な描写をするんだろう?確かにミステリーとしての面白さは認めるし素晴らしいけど、そんな先生ばかりじゃないのも事実だと思うんだけど…。2020/06/09

パトラッシュ

496
外見で人格まで判断されることで蝕まれる人の心の問題に挑んだ小説だけに期待して読んだが、肩すかしにあった気分だ。自分が美容整形手術をした少女が自殺したと聞いた医師が、真実を探るためインタビューを重ねる構成が回りくどくわかりにくい。自殺した少女の言葉は周囲の回想が大部分で、直接読者に響かない。最後は自分というカケラがぴったりはまる場所は必ずあると、きれいごとで終わる。過去の湊作品なら少女の一人称で通し、絶対にはまるのを拒むカケラがあると理解できず自分を傷つけ続けた周囲への凄絶な結末を用意したのではと思えるが。2020/07/04

ウッディ

437
大量のドーナツに囲まれて自殺した女の子、その関係者の独白で語られる物語。小さな町で卓越した美貌と頭脳を持ち、常に中心にいた久乃に対する証言というカケラがパズルのピースのように繋がり、デブと言われ卑屈な少女時代を過ごした横網八重子の関係性が明らかになり、彼女の娘・有羽の自殺に繋がっていく。それにしても、登場する人たちがよくしゃべるしゃべる。デブ・ブタ・ブスなど嫌なワード満載の湊ワールドでした。太っていても幸せだと思っていた有羽が自分らしくいることを許されなかった悲劇が、現実に起こらないことを願うばかりです。2021/01/15

うっちー

349
これは難読小説。何となくわかるが、世代を超えてるし....2020/09/09

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