感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
14
柳生の「無刀取り」、敵討ちの「蟹眼の大事」、二人の生き残りの闘い「伊賀の四鬼」、６人三組の「くノ一地獄変」の４作品が記憶に残っていますね。映像としてはっきりと思い出せる作品はすごいです。こんな作品を書いてみたいと思わせてくれました。時代劇小説には、文化の匂いが感じられます。現代小説は、無味乾燥な匂いばかりなんですよね。五感を活用できる時代劇小説がまた読みたくなりました。2018/05/20
