内容説明
警察官が関連する事件が続発した。麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。警察庁特別監察官・倉本尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momi
48
エェェーーッ!!なんでーーッ!!もう、最初からすごい展開なんだけど…ラストの衝撃といったら…本当、言葉にならない!彼は主役だよね!?なのにーーッ!!そんなのアリ〜!?こんな結末が待っているとは夢にも思いませんでしたよ!!ビックリしたと言うか唖然!!!ハードボイルド警察小説!こんな警察小説出会ったことがありません!読み応えあり、スリルあり、いゃ〜本当スゴイから!!それにしても…彼女って変わり身が早い女だったのね…。2015/10/16
扉のこちら側
44
初読。ナツイチ2015のために新版で読了済み。チェックシート版がこちらなので再登録。(年間冊数には含めず)2015/07/03
タツ フカガワ
43
前作から1年半後、警察官の不祥事が続発するなか、それに輪をかけるように刑事が関わる殺人事件が相次いで発生する。一方明星美希は倉木と結婚し一児をもうけたが、子どもは心臓に疾患があり病院で手術を待っていた。そんなとき、病院で爆弾事件が起きる。全編を貫く緊張感が半端なく一気読み。待っていたのは驚愕のラスト。美希は立ち直れるのか、と思いながら次作へ。2022/02/06
kaoru
41
主人公三人が個性的なのにそれぞれ共感できるので、読んでいて楽しめました。本筋はいくつもの事件、登場人物がどう繋がるのか最後まで読めませんでした。また、初っ端とラストが衝撃の展開。次回作が早く読みたい。2017/04/21
papako
41
シリーズ3冊目。わー、急展開。2巻であの終わり方で、最初にこうなるって!!!と驚きながら読みました。前2作のほうが楽しめましたが、今回も全ての事件がひとつに収束する面白さは味わえました。そして、最後の衝撃。大杉も自分の気持ちに気づき、3人のチームが終わりをむかえてしまったことが残念です。次作読み始めていますが、女はたくましいね。2014/04/24