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内容説明
囚われの身となった読子に、なんとプロポーズが!?初のモテモテ事態に陥る読子の前に、読仙社の頭首「おばあちゃん」とその親衛隊・五鎮姉妹が現れて…!?一方、脱出しようとして敵の手に落ちたナンシーが目を覚ますとそこは…。英国、中国、神保町、東シナ海の深海を舞台に繰り広げられる大スペクタクルとアクション!話はいよいよ佳境に入る。待望の新作・書き下ろし。
著者等紹介
倉田英之[クラタヒデユキ]
1968年7月9日生。岡山県井原市高屋町出身。スタジオオルフェ所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
21
再読。愛書狂とその仲間たちが、本を守るために戦う物語の第八弾。「おばあちゃん」と呼ばれる人物が、読子の前に姿を現す話。ジェントルメンが動き出し、敵のボスである「おばあちゃん」登場、そしてジョーカー権力者化と物語も佳境に向けて大きく動き出した事で、一気に面白くなってきましたね。明かされる真相のデカさがワクワク感をさらに高めてくれるから困りますわ。ファウストvs王炎戦もどうなるか分からん緊迫感があって非常に良い。次巻も勿論読みます。2016/08/10
山犬
10
大英図書館と読仙社の関係がわかってきた回捕まったと思った読子もそんな感じに見えないがそれもこれのシリーズのいい所。新たな登場人物「五鎮姉妹」が登場新たな展開に。そして読子のもとに向かうねねねとウェンディそしてついに動き出したジェントルメンとジョーカー物語もより面白くなってきました。2016/08/12
緋莢
8
「僕のお嫁さんになるか?僕に殺されるか?どっちがいい?」故宮博物院に乗り込み、「グーテンベルク・ペーパー」を奪還しようとするも失敗、読仙社に囚われた読子。その前に現れたファウストから思わぬ提案を受ける。そして、「おばあちゃん」と呼ばれる読仙社の頭首も現れて・・・2017/12/12
syaru
2
うーむ、話が進んでいるのか進んでいないのか・・・。中国組5人の新キャラが加わったけど漢字一文字でそんなに増えられても名前が覚えられない。2019/07/21
Makkusu
2
各方面での状況や本人の気持ちを語る巻。読子に迫る選択、チャイナことおばあちゃんの過去、王炎やファウストの間に起こる諍い、ウェンディやねねねの決断、世界の真実までが明かされるという。大英図書館、それとも読仙社、誰が正解で、誰が間違っているのか。真実とはなんなのか。ドニーや読子の間に何があった (最後にドニーの視点からが...)。倉田さんが読者を錯綜させるには成功したと思う。誰を応援すればいいのか。途中でファウストが言ったこと「大切なのは、自分で調べ、自分で体験して、自分の意見を持つことだ」に同意した。2017/03/02