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内容説明
人呼んで『氷上の悪夢』。減らず口プリンセス、フィギュアスケーター桜野タズサ。圧倒的な逆風の下、勝利をつかむためならば、クールを気取っちゃいられない。桜野革命発動以降、ある時はお茶目なウエイトレス。またある時は…?史上最凶ヒロイン(幽霊付き)タズサの百花繚乱イリュージョンで、どいつもこいつも黙らせてやろーじゃないのっ!第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作。
著者等紹介
海原零[カイバラレイ]
『銀盤カレイドスコープ』で第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
24
いよいよトリノオリンピック代表として臨むプログラム。タズサの年頃の少女らしい葛藤がようやく描かれます。細かいところでもうちょっと書きこんでいただきたかったな、というところはありますが、あのオリンピックを追体験できました。2015/05/18
YO-HEY@紅蓮ロデオ
5
バンクーバー前に再読中。タズサを色々な選手に置き換えて読書。でも、やっぱりこの2巻は圧巻ですね。タズサの喜怒哀楽がそのまま自身の喜怒哀楽に直結して読めます。なんだろう、女主人公だけど、圧倒的に格好良い主人公なんだよな~やっぱ。2010/02/09
grape0910
4
オリンピック編。ピートがなぜ100日って知ってたのかは明かされず(笑)会見のところは両方に嫌気がさして読むのやめようかと思うくらいひどい。そういえば昔は開会式は出るものだったっけ。。スケートシーンは躍動感あるしおもしろかった。2018/02/24
九鳥
4
図書館本。せっかくなのでトリノ編まで読むことにして借りてきた。さすがに五輪は読んでるだけでも緊張する…。試合の描写は、これが作者の理想のフィギュアスケートなんだろうな。マスコミとの応酬にイライラ。実際こういう悪意あるインタビューをたまに見かける。2009/02/24
永山祐介
3
スポーツ小説ってのは、その競技のシーンでのワクワクや、爽快感がなければ面白くないと思うのですが、この小説では、そこが実に良く書けてるように思います。幽霊のピートとの恋物語としても良い話でした。2003/06/26