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内容説明
名探偵は格闘家だった！ワトソンと出会う前の、シャーロック・ホ－ムズの若き日の物語。新興貴族ウッドワードは大男の用心棒に命じて美人ピアニスト、クラリスを強引にモノにしようとした。そこに登場したホームズは、未知の“技”で大男を倒してしまう。しかし、そのことで、暗黒街の難事件に巻き込まれ…。実在の格闘家を下敷きに、ボクシング、柔術、中国拳法も登場する文句なく面白い格闘アクション、探偵ストーリー。
著者等紹介
梶研吾［カジケンゴ］
どこにも行き場のない野良犬だったところを、劇画界の重鎮である小池一夫師匠に拾われる。才能などではなく、ただただ人に恵まれて、萬画原作家として、この新世紀で、ほぼ１５年、生き長らえる。途中、今や世界的大監督の呉宇森師父と出会い、映画の世界にまで首を突っ込み、日本と香港とＬＡを行ったり来たり。さらに、また決して才能などではなく、人に恵まれて小説まで書き始めることに。クソみたいにブルーだった高校及び大学生活において、発狂から救ってくれたのは、教師でも友人でもなく、萬画と小説と映画であり、今もその借りを返し続けている。ちなみに、一方的に小説の師匠だと思い込ませていただいているのは、ダシール・ハメットとジェイムズ・エルロイと平井和正と大藪春彦と西村寿行の各先生方
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
1
手放す前に再読2014/12/20
清梢
0
設定とイラストに惹かれて購入。知的な人間が、実は肉体的にも強いという情報に強く憧れるのは、自分の無いものねだりなのか。2002/01/24
みや
0
ホームズ好きなので、思わず購入。あんまり面白くなかった。2003/06/15
sibakota
0
バトルに特化したホームズ小説。その名の通りという感じ。読み易かったのだけど、それが過ぎるのか少し物足りない感じがした。マイクロフト兄さんは最強！2010/04/10
蒼色
0
意外と真面目にホームズ物だったのに驚いた。モリアーティ教授を登場させるならデリンジャー二挺構えて統計学的分析のもと敵の死角に(中略)武術と銃の技術を融合させた無敵の「型」の使い手とかそんな感じでお願いしたい。2010/03/28
