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内容説明
ヘルズガルド公国の辺境、コリニアで光学職人の娘として育ったデフィに運命の時がやってきた。身につけた技能によって双色の瞳の秘密を隠し、愛する母親とも別れ、旅立つことになったのだ。帝都スコビルに着いたデフィを待っていたのは新しい名前=ウナ・ライツと軍における技術将校としての待遇、新しい家族、すなわち新しい人生そのもの…。人類再生の大河アドベンチャー、開幕。
著者等紹介
霜越かほる[シモゴエカホル]
6月21日生まれ。血液型はRh+AB。『高天原なリアル』で’99年度ロマン大賞入選。別名でデビューの予定が、同姓同名で、ほかの作家さんがいるという信じられないようなホントの話から、急きょ、改名。1年の半分は雪に埋もれる極北の地、北海道に居住していることから、「さむい霜をふみ越えて、春がかほるような暖かい作品を書くようになりなさい」と、担当の編集さんが3分で考えた筆名で作家としてスタートをきった。どうせなら、直木竜之介とか、横溝乱歩と権威のあるのにすれば、とっても良かったのにと思ってもあとの祭り。嫌いなものは、おっかない編集さんと、やたら白いところの多い文章。好きなものは、読者様の暖かい応援と、尊敬する文豪、夏目漱石の日本銀行券
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏葉
4
最近のライトノベルに足りないのはこういう硬派なファンタジー成分である。 まず主人公が女なのが珍しい。美しくないのも珍しい。ハルヒや俺妹あたりからスペック高い美少女と自称平凡な男子のラブコメばかりで飽き飽きだったので、主人公の女の子が美しくなく、ヒーローが地位のあるカッコイい男なのは良い。物語もテンポよく、何より終末SF的な設定がとても良い。ライトノベルというより、読みやすいSFといった方がいいかも。2015/06/07
みんと
1
なんとなく借りて読んだけど、すごくおもしろかった。ライトノベル出版だし著者の後書きも小中学生に宛てたようですが、早川SF文庫や創元社sf文庫を愛読していた人が読んでも夢中になれる内容です。久々にはまりそうと思ったのですが...。2015/06/16
AA=
0
★★★★★2019/07/15