コバルト文庫<br> マリア様がみてる―いとしき歳月(前編)

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コバルト文庫
マリア様がみてる―いとしき歳月(前編)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086148177
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

卒業を直前に控えたこの時期、黄薔薇さまの行動がおかしい。どうやら、複数の男性とつき合っているらしいのだ。―って、証拠のツーショット写真を手渡されても。これをどうしろっていうの、蔦子さん。ほとほと困った祐巳の前に現れた黄薔薇さまは、黄薔薇革命の頃を彷彿させる、気怠い雰囲気をもっていて…。『黄薔薇まっしぐら』の他に2編を収録。

著者等紹介

今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。双子座、A型。『夢の宮~竜のみた夢~』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞。コバルト文庫にオリエンタル・オムニバスの『夢の宮』シリーズ、ヒロイック・ファンタジーの『スリピッシュ!』シリーズ、学園コメディの『マリア様がみてる』シリーズ、『サカナの天』がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ガーガー

35
またまた黄薔薇様関係の事件。何人もの男の人と夜までデートって何事!?って思ったけど、ただのシスコン逹の話と恋の話であった。なんじゃそりゃ…。あとは裕巴が奮闘する話。この子ももうすぐつぼみになるんだな~、としみじみ。2016/07/06

扉のこちら側

18
2003年頃に初読。黄薔薇さま、また使い物にならなくなる。けどタイトル通りまっしぐらな方。2010/01/24

kitten

13
マリみて7冊目。卒業式の前編。「思えばいととし」の「いととし」とは何ぞや?という話、いいなぁ。本当の意味は違うけれども、「愛し」だとよいな、という話。高校時代の思い出は、本当に「愛し」。表紙は黄薔薇さま。おでこがチャームポイント。時期的にもいまくらいに読むと良い感じ。2021/03/04

みーる(●´ω`●)

13
読む前から寂しくなるタイトル・・黄薔薇さまの恋物語が終始占めていました。卒業とか、感涙しそうな展開は後篇になりそうですね。それにしてもシスコンw黄薔薇さまもなんかかわいいし山辺先生もなんかいい!祥子のキレ?っぷりもよかったですね!祐巳もかわいい!なんか途中に誤字がありましたが・・・次巻が楽しみです。2012/11/13

幸音

12
「黄薔薇まっしぐら」卒業目前、最後の最後に起きた黄薔薇さま援助交際疑惑騒動。オチとしては、黄薔薇さまは愛されすぎている。山辺先生とのその後の展開は読めるんだろうか?とりあえず三奈子さまの想像力が逞しい。「いと忙し日日」3年生を送る会。頑張りすぎて倒れたことで祐巳が気づいてまた少し、そして次期つぼみとして成長した。「一寸一服」紅薔薇さま視点。今の1年生達が薔薇さまと呼ばれる未来を早く見たいと思う話だった。妹ばかな令さまが可愛い。2013/10/07

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