コバルト文庫<br> ピジョン・ブラッド―影の王国

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コバルト文庫
ピジョン・ブラッド―影の王国

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086142939
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

学校の帰りに、赤い月を見た翌日から、瞳の生活は一変した。全然目立たなかった同級生月哉が、存在感のある人に思えてきたのだ。それだけではない。道端に生える蔦、向かいの住人の不気味な影など、他の人には見えない変な物が、見えるようになった。最近ペットが次々にいなくなる怪事件と、何か関係があるのだろうか。月哉は何かを知っているらしいが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

18
子供の頃好きだったシリーズ。職場の人がすごい好きだったって話を聞いてて私も!と盛り上がったら全巻貸してくれた。懐かしい!今だったらボツにされそうなグロい挿絵! あー浅葉好きだったよ! と結構楽しんで一気読み。2016/01/15

サラ

16
スーパームーンに感化されて再読。最近の少女小説ではまずお目にかからない残酷描写ありのダークファンタジー。次々と姿を消す烏やペット、記憶喪失で見つかる男子高校生たち、そしてついには殺人事件まで至る過程に、結末を知っているのにハラハラドキドキした。初めて読んだときは中学生だったので、瞳のことをしっかり者のヒロインと感じていたけれど、今読むと気が強くて賢いけど結構無鉄砲で危なっかしい。むしろ意気地なしだなぁと思っていた慎重な月哉に感情移入する辺り私も大人になったのかな。しかし相変わらず浅葉くんは可愛い。2015/09/29

みとん

11
中学生の頃に集めたシリーズ。割と気に入って、2・3回読んだ記憶はあるのですが、近頃は読んでいないので久々に読もうと思って。・・・という感じの小説は、昔読んだ時ほど楽しめないというか、文が読みづらく感じて残念な思いをすることが多いのですが、これは違いました。内容もほとんど覚えていないせいかワクワクします。そして、渡会くんがカッコイイのにちょびっとヘタレっていうのがいい(笑)確か月に行ったりしてもっとガッツリファンタジーになるはず、っていう記憶しかないので、どんどん読もう!2015/12/14

アカツ04号

10
シリーズ1冊目。羽原よしかづさんが好きで、自分でお金を出して初めて買った本で非常に思い入れのある一冊。25年ぶりに読み返してみたら少女小説とは思えない描写も多く、挑戦的な本だな…と思ってしまった。2冊目以降はこういった描写は減るんだけれど。無気力な少年と正義感の強い少女といった王道的な組み合わせは結構好き。シリーズ中盤以降の展開全く覚えていないので、これから続きを読むのが楽しみ。(10/27)【2023-20】2023/10/27

たけ

10
学生の頃読んでいたシリーズを再読してみようと本棚から出してきました。昔は危険を顧みず首を突っ込んでいく行動力のある可愛い女の子が好きでしたが、今はわざわざ危険なことしなくても〜!ほら捕まってんじゃん〜!って思ってしまうのは年をとったからでしょうね(笑)懐かしいなーと思いながら読めました。昔から飛葉が大好きでした。カッコよくてクールな女性が超好みです。今も1巻の内容は少し覚えてましたがシリーズを通しての内容は全く覚えてないのでゆっくりと全巻読破しようと思います。2018/09/22

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