内容説明
蛙の貯金箱が盗まれたー。疑いをかけられた少年ジャンは、貯金箱がひとりでに飛び跳ねていたとマルーシュに訴える。その夜、ジャンは透明な音に導かれてマルーシュの家に着く。後を追ったマルーシュとガディルの見た光景は、部屋の中に鎮座していた巨大な蛙と、角笛を持つ妖しい少女だった。蛙の貯金箱が飛び跳ねていた時にも少女の吹くメロディーが鳴っていたと気づいたジャンは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
5
ジャンと不思議な少女との恋が、マルーシュとガディルを巻き込み大騒動を巻き起こしたのだけど、切なかった。彼女とトウセツのつながりにはびっくりしましたが。確かに似た者主従だったのかも(笑)。お母さんとお姉さん側とジャン側両方の気持ちを思い間で苦しむマルーシュがかわいそうだったな。あとジャンにマルーシュを取られてきっと内心面白くないガディルも(苦笑)。2018/09/04
Haruka Arima
1
御伽噺を読んでるようで、ホッコリします。2014/03/03
ろびん
0
★★★★★
felis
0
1995年7月頃に読了 お薦めシリーズ9冊目