- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > スーパーファンタジー文庫
内容説明
退魔師、拝み屋、悪魔祓い。いろいろあるが、どれも今ひとつぴたりとはこない。「ぼく」こと、長尾圭は21歳の大学3年生だが、もうひとつ、別の顔を持っている。すべてを見破る邪眼の堕天使、相棒・ヴォラクの能力のせいだ。悪魔を相棒に持つご同輩・黒沼と共に出向いた依頼先では、姿を変えられた人間が待っていた。容貌などない。そいつは、まるでワニ―いや、ヒキガエルのようだった。誰の仕業か、ヴォラクの眼がとらえる。「バエル」、それは東の王と目される最大級の魔王だった。