集英社スーパーファンタジー文庫<br> 暗夜鬼譚―春宵白梅花

  • ポイントキャンペーン

集英社スーパーファンタジー文庫
暗夜鬼譚―春宵白梅花

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086131414
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

平安建都から百五十年あまり。時代はまさに貴族文化が花開かんとしているころ―夏樹は元服したばかりの十五歳。周防の国司である父の元を離れ、ひと月前から近衛府に勤め始めたばかり。宮中での生活は珍しくておもしろいが、上司にかわいがられるために同僚の嫉妬を買っている。唯一の息抜きが弘徽殿に勤めるいとこの深雪を訪ねてのおしゃべりだった。そんな帰り道のこと、月のない夜の闇の中に立ちつくす美少年と遭遇。さらに、彼が指を差す先では、一体の馬頭鬼が踊っていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chatnoir

11
一条くん、ツンデレキャラの走りだったかも。 あおえが好きだった。 再読。田舎でのんびり育った夏樹。父の財力で宮中にお仕えの身分を買ってもらった身だけど、実はとあるお方の孫にあたる高貴な身。まだ売り出し前(笑)の陰陽師の一条と一緒に宮中に出現した馬頭鬼と対峙するハメに...。従妹の伊勢の君との関係も気になる小説。まだあおえのキャラが立っていないのが寂しい。

紅蓮

5
【再読】何年ぶりかの暗夜鬼譚に手を出してしまった。中々キッツい展開になるので少し躊躇しちゃってたんですが、なんと最終巻をちゃんと読んでないことに気が付きまして・・・(;^ω^)いやそれにしても自分の記憶力の無さに愕然としちゃいました。夏樹のいとこの伊勢の君って深雪ちゃんって名前だったのね。貴子ちゃんだとばっかり思ってて・・・貴子は斎姫異聞の義明のいとこだった・・・。しかもあおえの事も牛頭鬼だと勘違いしてたし・・・(;^ω^)頭の中を整理しつつ、まだまだ明るく楽しい夏樹と一条の掛け合いがイイですねー。2014/05/17

てふてふ

4
懐かしーい・・・。小学校2,3年だったけ。華麗な表紙を見てると平安時代の闇に心がざわめきます。内容も鬼舞に比べてだいぶ怖いし。水無月ごっことか・・・してたなぁ。(笑) 猫かぶりの一条が新鮮。爆笑一条も・・・若くてなんか,切ないぜ。そして,最後暴走した夏樹に通じる所もあって,やっぱりあれは夏樹なんだと再認識しました。2013/04/26

月華

4
図書館 1994年6月発行。懐かしのこのシリーズが読みたくなって借りてきました。イラストの華不魅さんの絵が麗しくて好きです。主人公の夏樹は15歳設定だったことに、そんなに若かったんだと思ってしまいました。2013/03/11

ひーたろー

2
あおえのキャラクターが面白い。美雪も結構図太いな。そして、一条と夏樹…殴り合うなよ…。若いなあ…。2014/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/407513
  • ご注意事項