内容説明
「あんた、うちでドラム叩く気ある?」プロ志向のバンドでキーボードを弾いていたバンド少女・朱音のもとに、突然かかってきた謎の電話。だがそれはいたずらでも冗談でもなく、ロック界のアマデウスとも呼ばれる若き天才音楽家・藤谷直季が作ったバンドからの本気の誘いだった。訳のわからないままいつしか彼らのペースにはまっていく朱音だったが…。熱い鼓動が響くハードビート・ノベル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サン
4
久々に読みました。携帯がないあたり時代を感じます。最終巻?が出ていると聞いたので初めから読み返すことにします。朱音の男らしさが好きです。2015/12/10
わか
4
遅ればせながら最終巻が出たことを知って再読。94年第一版ってwwwウォークマンがカセットテープで、携帯電話がないから公衆電話、以外全っ然古くさく感じないってすごい。 むしろわたしの蔵書が古くさくはなったけどなwww しかし携帯電話があっても藤谷センセイは出ないよねつか携帯してないよねきっと。2009/05/07
NOB
2
ご飯あとから、借りてきたCDを取り込みコピーしながらこれを読んでます。音楽を題材にした小説ではダントツに好き。 クラッシック系なら中山七里さんかな。2017/04/16
霧生
2
ものすっごい久しく再読。いつ読んでも、何度読んでも、すぐにこの世界に引き込まれます。大人に翻弄される青少年達。必死に食らいついてこうとする姿が…若い!若いよ、アカネさん。当時あんなにもカッコイイお兄さんだった高岡さんが、今読むとカワイイと思ってしまうのは、自分が歳を重ねた結果なんでしょうね(苦笑)2013/12/12
ユウワ
2
久しぶりに読み返したら相変わらずすごくセンシティブで気持ちが十代の生きづらかった頃に戻ったみたいだった 読み終わるとしばらく思考がグラスハート調になる(笑)シリーズが完結したのを今更知ったので最後まで読み通したい2012/02/13