内容説明
中学生のゆずはテディベアが好きで、ちょっぴり気弱な女の子。別れたお父さんと見た夜空の月の船が忘れられない。同級生の遠藤くんが気になるけれど思いはうまく伝わらないし、父の再婚相手も現れて…。まわりはどんどん変わってゆくのに、私は大人になりたくないの？そんな時、学校で思いがけない事件が起こって…。多感な少女の揺れる思いを描くピュアな成長物語。
著者等紹介
片山奈保子［カタヤマナホコ］
１月８日生まれ。東京都出身。清泉女子大学文学部卒。『ペンギンの前で会いましょう』で１９９８年度コバルト・ノベル大賞の佳作と読者大賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんず
11
ちょうど主人公と同じ頃、この本に出会えていたらどんなに救われていたんだろうと思った。読んでいて当時の葛藤とか色々思い出した。何度も読んでいきたい名作。2021/03/01
鳥野 翼
1
高校のころ、読んだことがあります☆ この作品は、今どきの中学生とは違うピュアで瑞々しいストーリーなんですよ・*:.。:* 本当に、なかなか素晴らしい読み応えのあるコバルト作品です☆ また、機会があればもう一度、読みたい作品です☆
まろん
1
再読。よい少女小説。超思春期。2009/01/29
みあ
1
正統派少女小説。名作だと思います。
えると
0
中高生の頃から好きで、図書館で借りてきては読んでいた本を、久しぶりに読み返した。変わること、大人になることは大人でも難しい。どんな人でも苦しいことはあると知ることで少しずつ変化を受け入れていく主人公がとても可愛らしいと思う。2014/07/13
