コバルト文庫<br> ちょー戦争と平和

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コバルト文庫
ちょー戦争と平和

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  • サイズ 文庫判/ページ数 202p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086001427
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ついに魔王サルドニュクスを捕縛した、ジールのクラスター王子。世界の支柱を破壊するため、彼は大国トードリアに兵を進める。国力の差からいって、勝ち目のない戦。しかし王子は、生まれて初めて城の外に足を踏み出した!一方、捕縛を阻止できなかった、サリタ、それにオニキス、サファイヤ、宝珠は合流し、ジールの行軍の先回りをする。なんとかして戦争をやめさせるつもりだった。

著者等紹介

野梨原花南[ノリハナカナン]
11月2日生まれ。蠍座。血液型O型
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

15
いいですねえ。巻が進むにつれ、どんどん面白くなってきました。伏線はもはや伏線ではないし、落としどころもわかるんだけど、登場人物それぞれが自分にできる最善を考えながら行動するのを読むのが心地よくて。エデア・タロットワークがどうして魔王を召喚するのに手を貸したのかは、そっちの理由か、と。クラスターを説得できなかった宝珠は、トードリアの女王リブロに戦争をやめるよう訴えるが、それも叶わない。始めるときはさっと戦争で終わらせられると思っても、落としどころが見つからなくて長びくのもまた戦争なんだけどねえ。2022/06/14

アカツ04号

13
シリーズ17冊目。ついに捕縛されてしまった魔王と始まる戦争。クラスターを止めるために宝珠たちは先にトードリアへ。冬の雪山の美しさと恐ろしさの描写が堪らない。そしてなんだか急にエデアの人間味が増してきた。魔王に会う目的はそれだったのか…。オニキス達と会って、一瞬でも年相応になれたクラスターが良い。歳の近い友達って大事だなぁと思った瞬間。展開のテンポが良くてクライマックスが近いんだなあ。魔王暴走の緊張感のまま次巻へ。(10/28-11/1)【2022-33】2022/11/01

naota

3
自己中心的な人多いなぁー。結局は、自分や家族が大事だけど、だからこそ、宝珠の想い、行動、意志の強さが際立ってみえるような気がする。ここまで頑張れる精神の強さはすごいなー。2012/09/11

yumi

3
最終巻までもう少しあるので意外なほど勢いよくラストへ向かっていく今巻。ピリピリした空気のなかでジークフロード教室でのあの人たちのやり取りが和む。どんなに年とっても友人は友人なのね。今のところエルス師のみがあの人の正体に気づいてる、さすが。2011/09/29

りん

2
処分のための再読。子どもたち編、戦争へ。 昔読んだ頃より魔法関係のところがおもしろく感じる… 魔法の術式なんかも数学に近いのかな、と思うとワクワクが止まらない。 エルスの、人の一生は解くのと採点も自分で行う試験問題なんだ、というニュアンスのセリフがよかった。グッとくる言葉がちょこちょこあって処分に躊躇う… 物語は佳境へ。魔王はどうなるのか?あの最後の場面へどう転がったのか、細かいところ忘れているのでしっかり読みたいと思います、2015/12/22

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