内容説明
「魔女のウィッチクラフトが、キミを別な存在に変えてくれる」―ちまたではそんなメールが流行っているらしい。どうやら柾季の“お仲間”の仕業だと気づいた一子。でも、犯人はいったい誰?そんな一子の前に、ゴスロリファッションにピンクのバトンを背負った、昔なつかしい魔女っ子スタイルの美少女が現れた。一子は、その少女宇卵(自称・魔女っ子ランラン)に誘拐されてしまい…。
著者等紹介
竹岡葉月[タケオカハズキ]
1979年8月10日生まれ。大正大学文学部卒。大学在学中に『僕らに降る雨』で1999年度ノベル大賞佳作受賞
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感想・レビュー
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陸抗
8
【再読】柾希の幼馴染の魔女、宇卵登場。彼女(?)なりの考えで、ウィッチクラフトを使って、周りを幸せにしてる…つもり?今まで出てきた魔女と比べて、責任を背負う気は全く無さそう。場を引っ掻き回す役目かな。2017/10/05
MAMI.
4
★★★☆☆2019/10/20
gayuu_fujina
2
男の娘、だと…。ドタバタ学園祭とかしゃっぷるの片鱗を感じる。この頃からなんというか、色々早すぎる作家だったのね…。内容自体も報われない恋とかだし。2010/09/08
こんこん
2
誰も一人ではない。出会い、別れ、交わり、すれ違い。それでも、最後に「選択」するのは自分。何を選び、どう生きるか。2010/06/11
しお
1
昔の再読 あーっランラン好きだったな 今も好きだ ギャグ路線とはいえ志賀くんさすがに一子ちゃんへの仕打ちどうかと思うぞ…になってたからいい方向に行きそうでよかった…のか? 柾季にとって、そういう人になりたいのだ、がよかった2022/04/24