出版社内容情報
2011年3月11日、日本列島をおそった東日本大震災と福島第一原発の事故。原発周辺の避難指示が出された地域で、飼い主と離れ離れになってしまった犬・アンジーの運命は!? 感動のノンフィクション!
内容説明
2011年3月11日―日本列島を揺るがした東日本大震災、そして、それに伴う原発事故により、大好きな家族とはなればなれになってしまったアンジーという犬がいました。事故が起こった原発から10キロ圏内に取りのこされた、アンジーの運命は…!?犬と家族の、感動のノンフィクション!小学中級から。
目次
第1章 ようこそアンジー
第2章 三.一一の大震災
第3章 逃げまどう人びと
第4章 動き出したアーク
第5章 必死の避難
第6章 おなかがすいた…
第7章 動物たちを救え!
第8章 被災地のペットを預かる
第9章 お願い生きていて!
第10章 二十キロ圏内へ
第11章 福島から遠く離れて
第12章 おかえり!アンジー
著者等紹介
高橋うらら[タカハシウララ]
東京都生まれ。「命の大切さ」をテーマにノンフィクションを中心に執筆している児童文学作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
14
東日本大震災の時に、人間だけではなく、ペットも被災しました。アンジーもそうでした。こういう本は読んでいて、泣きそうになります。アンジー助かって良かったね。またお父さん、お母さん、家族と暮らせて良かったね。2016/12/07
Lole
0
都合よく書かれているが、犬の飼育に慣れない子持ちの若夫婦が、ノリで大型犬3頭も買って、ペット同行避難の事も知らないで、犬を小屋に閉じ込めたまま置き去りにして、もう二度と犬を飼う権利無し、だな! 犬を飼うことの覚悟と知識なしに簡単にペットショップで買う。 最初の一頭目は、熱射病で若くして死なせたにもかかわらずに反省もしていない。 それに比べて、ARK の保護活動は立派だった。 ペットの保護活動には、色々な意見があるようだが、まず、ペットの事を考えて直ぐに行動に移すその決断力はやはり評価すべきだと思う。 2020/06/21