電撃文庫<br> ソリッドファイター

電撃文庫
ソリッドファイター

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784073069638
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

俺、増田研二。略してスダケン。高校二年生。でもって、ゲームメーカーSEPCOMのバクチェッカーだ。ある日、いつものように、ゲーセンで『アルティメイトソリッド』の対戦をしていた俺は、前日に自機に組み込んだ「乳揺らし」モジュールが原因で惨敗を喫してしまう。そりゃあ、誰が悪いというならば、要らん色気を出した俺が悪い。だがそれはそれ、この恨みはらさでおくべきか!!―なんつってな。第2回電撃ゲーム小説大賞で「大賞」を受賞した古橋秀之が贈る格闘ゲーム小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナギ

5
格闘ゲーム小説。主人公が、バグチェックのバイトをしてることもあり、ゲームの作り手側からの視点も盛り込んだ面白い小説でした。しかし導入部で終わっているのが残念。完全版を読みたいところ。2014/07/21

hirayama46

4
完全版……そんなのもあるのか! 電撃文庫版で読みましたが、まあまったく終わっておりませんね……。90年代後半、文化そのものよりも語り口に隔世の感がありますね。しかし、やたらとバンカラなのは格闘ゲームものだからなのか、まだ暴力的なところが色濃く残っていた時代だったからかはよくわからないですね。2020/03/31

akiu

1
格闘ゲーム小説(完全版じゃない方)。バーチャ系で、ネットワークとカスタマイズ(DoA 的なアレ)が進化した感じのゲームを軸に、生意気な男子高校生が活躍(?)。テンポよく軽めの文体と、切れ味鋭い格ゲシーンの描写が心地よいです。ゲーム内のキャラ描写と、筐体側にいるプレイヤーの描写を、シームレスに違和感なく繋げているのが、何気にすごいのではないかと思った。電撃文庫版では、まさにこれからってところで途切れてしまっているので、これは完全版を読まなければなるまい。2014/10/06

やきなす

1
古橋秀之が全力投球した、ゲーセン、格闘ゲームをテーマにした青少年向け小説。読んでみてびっくりしたのは、青少年世代およびちょいその上をターゲットにしたメッセージ性の強さ。すごくストレートなのだ。しかし、こういう社会性?の強い作品を書いたときに限って、原稿があがったというのに、お蔵入りしてしまうというのが、この人の不幸だろう。作中でお蔵入りした幻のVER9のごとく。そして、この作品の後に書かれたのがブライトライツ~であり、この時期の作者の執筆の密度の高さに、ファンとしてはドラマを見出したくなる。2012/01/20

かずさ

0
再読。ほんと続きが出て欲しかった本。2013/09/30

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