内容説明
日常着としてのきものに関する90年分の記事を、現代のきものエディターの目で見直してみたら、びっくりするほど新鮮なきものの魅力が、古い誌面から浮かび上がりました。大正、昭和、平成の「主婦の友」誌面に見るきもの役立ちグラフィティ。
目次
第1章 きもの、うるわし―女性を彩る不変の魅力(きものエッセイ(1)瀬戸内晴美
きものエッセイ(2)白洲正子
「主婦の友」を飾った、きものスタイル傑作集
読者のあこがれ“麗人”たちのきもの姿 ほか)
第2章 きもの、温故知新―伝え、生かしたいきものの真実(歴史の中できものはこうして変わっていった;きものエッセイ(4)長沢節
発見!きもの今昔
着つけ世につれ ほか)
著者等紹介
田中敦子[タナカアツコ]
1961年東京生まれ。早稲田大学卒。1986年主婦の友社入社、雑誌編集部勤務ののち1996年退社。以後、フリーランスに。雑誌「和樂」(小学館)の創刊、編集に参画。また「七緒」(プレジデント社)の編集および編集顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
14
何年かぶりに実家から奪い返してきた。雑誌「主婦の友」90年の歴史の中で登場したエッセイや、女優さん、モデルさん、令嬢、令夫人のあでやかな着物姿、その間の着物の流行の移り変わりなどなど。読んで楽しく、あの大女優の若かりし頃の美しさに酔い、アンティーク着物の着こなしの参考にも。2019/11/05
ひろ
1
内容が濃くて、おすすめ。2015/03/23
marron
1
90年分の資料には重みがある。時代で流行は変わっても、お洒落心だけは今も昔も変わらない。2009/06/06
こんにゃくるな
0
きものが「普段着」で決まりなんてほとんどないことが昔の記事からよくわかる。2008/08/28