ペットの力―知られざるアニマルセラピー

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072335956
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ペットのもつ不思議なヒーリング・パワーを、感動的な実話と科学的な統計の両面からわかりやすく実証する。心と体への多岐にわたる効用を包括した画期的な一冊。

アメリカでは、医者が患者に「ペットを飼う」よう薦める処方箋を書くことが珍しくない。動物といると心が安らかになるとか、動物が障害者の介助に役立っていることは広く知られているが、動物・ペットの効用はそれだけにとどまらない。例えば、ペットがいる家庭で育った子どもは高いIQ・リーダーシップを誇る傾向にあるし、ペットを飼っている心臓病患者では、発作から1年後の生存率が通常の8倍まであがるという。また、ペットを飼うことは、手術を受けた患者の術後の治療・リハビリや、高齢者の疾病率低下、ストレス性疾病の症状緩和などにも高い効用を見せるだけでなく、生活習慣病の治療の一貫にもなる。糖尿病の発作を事前に知らせたり、がん細胞を嗅ぎ分けるなど、驚くべき力を発揮するペットもいる。本書では、そうした多岐にわたるペットの力を、感動的な実話と科学的な統計の両面から、わかりやすく実証している。読者に合ったペットの選び方ガイドも収録。断片的な情報とアメリカの学者の受け売りしか入ってきていない日本に、初めて包括的な“アニマル・セラピー”を紹介する、きわめて画期的、優れたノンフィクションである。

内容説明

アメリカでは、医者が患者に「ペットを飼う」よう薦める処方箋を書くことが珍しくない。ペットが病気の予防、発見、治療の補助に役立つことがわかっているからだ。例えば、ペットと暮らす心臓病患者では、発作から1年後の生存率が通常の8倍まであがるというし、糖尿病の発作を事前に知らせたり、がん細胞を嗅ぎ分けるなど、驚くべき力を発揮するペットもいる。本書では、そうした多岐にわたるペットの力を、感動的な実話と科学的な統計の両面からわかりやすく実証した。

目次

序章 きずな―科学と心をあわせて
1 ペットが持つヒーリング・パワー(子どもたちよ、すこやかに―共に暮らすペットの影響力;悩める子どもたちの心をほぐす ほか)
2 ペットの処方箋(あなたの症状に最適なペットは?;準備はOK? ほか)
3 きずなを強くする(ペットとのきずなを最大限に活用する;テストの時間―ペットとのきずなを評価する ほか)

著者等紹介

ベッカー,マーティ[ベッカー,マーティ][Becker,Marty]
ABCテレビの『グッドモーニング・アメリカ』に出演するなどメディアでの露出度も高い、アメリカでは評判の獣医師。人気コラム『絆』は世界中の350紙以上に配信されている

モートン,ダネル[モートン,ダネル][Morton,Danelle]
『ニューヨーク・タイムズ』紙から『ピープル』誌まで、さまざまな媒体で活躍中のジャーナリスト兼ライター

寺尾まち子[テラオマチコ]
1985年、青山学院短期大学英文科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。