出版社内容情報
『もったいないばあさん』誕生から20周年! 待望の新作は、子どもの頃のもったいないばあさんと、もったいないばあさんのおばあちゃんのおはなしです。もったいないばあさんは、田んぼでお米作りをしていたおばあちゃんから感謝をすること、生きものたちへの思いやり、命のつながり、敬うことなど、大事なことは何かを学んできました。
本書を読まれた方の中には、幼い頃の思い出やふるさとを思い出されることがあるかもしれません。大切にされてきた日本の心を未来に伝えるために、お子さん達にも読んでいただけたらと思います。
「だいじなことは みんな おばあちゃんから おそわった。つたえないのは もったいない」
原画は、イネの一本一本、和紙を染めて切って貼って、大変な時間と手間をかけて作られました。ぜひ、じっくりと見てていただきたいです。
内容説明
もったいないことしてないかい?読みつがれて20周年。世界に広がるシリーズ累計170万部。
著者等紹介
真珠まりこ[シンジュマリコ]
絵本作家。神戸うまれ。大阪とニューヨークのデザイン学校で、絵本制作を学ぶ。はじめての絵本『A Pumpkin Story』(Greene Bark Press,USA)は、1998年アメリカで出版された。2004年講談社より出版の絵本『もったいないばあさん』でけんぶち絵本の里大賞、ようちえん絵本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわこっこ
42
読友さんが、感想を載せられて直ぐに図書館で予約したけれど、人気で約2週間待ち。 焦って感想書いたら、『もったいないばあさん』のところに書いちゃった! もったいないばあさんも、子どものころに大好きなおばあちゃんから、お米づくりや暮らしの知恵を教えてもらいました。それを、伝えていかないと『もったいない』という、もったいないばあさんのおばあちゃんでした~。もったいないの精神は、代々受け継がれて来たものなのですね!2024/05/17
ヒラP@ehon.gohon
7
C事業所で読み聞かせしました。2024/05/09
イカまりこ
7
おばあさんの思い出をお米のできるまでのお話で語ってくれる婆さん。祖父母と暮らす家庭は減ってるんだろうか。接する大人の数が多いほど子供への影響ってあるんじゃないかと思ってる。お米は昔ほど食べる回数減ってるんだけど、最近は意識してごはんを炊くようにしてる。パンだと手軽だけど物足りなさもあるから。おにぎり用に味つけたごはんにはまってる。おばあちゃんの知恵はいつの時代でも参考になるものだ。伝えなきゃもったいないね。2024/04/21
遠い日
5
もったいないばあさんが子どもの頃のことを孫のわたしに語ります。大好きだったおばあちゃんに教わったこと。「もったいない」の意味がさらに深まった印象。祖父母から何かを直接教わる機会も、今では減っていることを鑑みれば、もったいないばあさんの言う通り、「伝えること」の大切さに思い至ります。2024/05/11
千利体
1
モラージュ菖蒲で読了 おばあさんの豆知識を絵本で知る時代2024/05/10