出版社内容情報
リト＠葉っぱ切り絵［リトアットハッパキリエ］
著・文・その他
内容説明
ようこそ、小さな優しい７つの森へ。心を癒す葉っぱの上の７８の物語。
目次
１ あたたかい気持ちになれる森
２ ひとりじゃない、と思える森
３ 忘れたくない思い出の森
４ 傷ついた心もなぐさめられる森
５ それぞれのペースでいい、と思える森
６ 大切なひとに優しくしたくなる森
７ 勇気がわいて前向きになれる森
著者等紹介
リト葉っぱ切り絵［リトアットハッパキリエ］
葉っぱ切り絵アーティスト。１９８６年生まれ。神奈川県出身。自身のＡＤＨＤによる偏った集中力やこだわりを前向きに生かすために、２０２０年より独学で制作をスタート。ＳＮＳに毎日のように投稿する葉っぱ切り絵が注目を集める。その作品はＴＶ番組や新聞など国内メディアで続々と紹介されるほか、米国、英国、イタリア、フランス、ドイツ、ロシア、イラン、タイ、インド、台湾など、世界各国のネットメディアでも、驚きをもって取り上げられる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
220
リトの葉っぱ切り絵の物語展@あべのハルカス近鉄本店にて。サンゴジュかアイビーの葉っぱを使っているそうです。実物の葉っぱは意外と小さい。それだけに、作業の細やかさに驚きます。繊細さと優しさを持った作品に、ほっこりし、生き物たちに思わず微笑んでしまいます。2023/04/01
starbro
174
★大人気の葉っぱ切り絵作品集・第３弾は絵本仕立てでした。 相変わらず作品は素晴らしいのですが、流石に第3弾ともなると最初の驚き＆感動は薄れてしまいます🍁🍁🍁 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003684722022/08/14
アキ
126
「葉っぱ切り絵コレクション」に比べて格段に細かくなり、ユーモアとあたたかな気持ちになるメッセージを入れて、独自の世界を作っています。下絵と切り出しで６～８時間かかることもあり、1ｍｍもない線のためせっかくの苦労が水の泡になることもあるそうです。ＡＤＨＤと診断され、会社勤めに向かないとわかった時に、好きなことなら何時間でも集中できるという特性をこのようにいかせるという点に幸運と偶然性を感じます。本書の驚くべき完成度の高さは、すべての人には秘めたる能力があり、そのほんの氷山の一角を表しているようにも思えます。2022/09/09
ルピナスさん
83
一枚の葉っぱに沢山の想像力を込めて可愛らしい世界を生み出しているリト@葉っぱ切り絵アーティストさん。作品展が丸善丸の内本店4階ギャラリーで8月8日まで開催中です。昨晩は会社帰りにさっと寄ることしかできず、今こうやって作品を本で舐めるように眺めている訳ですが、実際の葉っぱ上の作品は手のひらサイズで、写真におさめた拡大版で手に取る人に楽しんでもらうための微細な細工はどう加えられているのか、そういう事も作品展の説明等で読めるはずです。もう一度訪れ、できれば厳選の一作品（写真パネル）を我が家にお迎えしたいです。2023/07/27
けんとまん１００７
74
素敵な空が見えるよね、そうそう、きっと明日もと思わせてくれる。とても優しい空間と時を創り出してくれるリトさんの作品が、こうやって、ものがたりがつくと、さらに世界が広がる。ふと、思う。優しいだけでなく、静かなる強さもあるのではないだろうかと。2023/04/16
