出版社内容情報
さかなクン[サカナクン]
著・文・その他
内容説明
さかなクンの豊かな知識とお魚への深い愛情から生まれた物語。海の生きものたちの生態や特ちょうを、たのしく学びながら、生きものが生きていくための苦労に気づき、知恵や工夫に感心します。自然科学や生きものへの興味が深まる一冊です。
著者等紹介
さかなクン[サカナクン]
東京都出身。国立大学法人東京海洋大学名誉博士/客員教授。幼少期からずっとお魚と絵を描くことが大好き。お魚の豊富な知識と愛情あふれるイラストが人気で、画家としても活躍中。2012年海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞。また、農林水産省「お魚大使」、文部科学省「日本ユネスコ国内委員会広報大使」、外務省「海とさかなの親善大使」としても活動。2014年からは環境省「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-I)」の「地球いきもの応援団」生物多様性リーダーを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れっつ
40
さかなクンはブレない。その思い、知識、能力、いつも一生懸命で心根の優しい、そして何より勝る魚愛全開なところがやっぱり凄い!カラフルで可愛らしくて、見開きで遠目も効くダイナミックなクレヨン画!どれもイキイキとしていて、伝えたい思い溢れながら大好きな魚たちを描いているさかなクンの姿まで感じられる。その中でさかなクンが伝えたいことは、出てくる魚たちそれぞれの特徴と、自分という存在の個の価値観。子どもたちにとってこの絵本は、魚についても、生き方についても、学んで気づける豊かな1冊だと思う。読み語りにもおすすめ!2022/09/08
ちみたんママ
16
〈息子喰いつき度〉★★★★☆ 〈私気に入り度〉★★★★★ 少しずれた感想かもしれませんが、私が感じたのはさかなクンのお母さんの偉大さ。さかなクンが子供だった40年前は偏見も強かったろうし、競争&画一教育が真っ盛り。でも「うちの子はこれでいいんです」と言い続け、我が子の気持ちに寄り添い続けたお母さん、すごい。そしてさかなクンは、多様性の尊さを伝えるこんな絵本を作る大人になった。さかなクンはさかなクンがすごいんじゃなく、お母さんがすごいんだなと思いました(もちろんさかなクンもすごいけど)。2022/12/16
雨巫女。@新潮部
15
《本屋》ハコフグの素晴らしさを教えてくれたさかなクンに感謝です。2022/09/07
はるごん
15
絵がかわいくていろんな魚に憧れるハコフグもかわいい。魚の説明もあり親子でお気に入りの絵本になりました。2022/09/05
縞子
13
さかなクンの番組が最近お気に入りの息子に。絵がとても素敵で、息子も「すごいなー!」の連続。さかなクンの魚への愛がひしひし伝わります。そして子ども達にもみんないいところがあって、自分はとても大切な存在、自信をもってというメッセージが受けとれます。おススメの絵本です!2022/11/18