素数とバレーボール

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素数とバレーボール

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  • サイズ 46判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065279342
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



平岡 陽明[ヒラオカ ヨウメイ]
著・文・その他

内容説明

高校卒業から二十数年。41歳の誕生日を迎えた朝、バレーボール部の仲間「ガンプ君」からメッセージが届く。「41」という数字の美しさを讃えたあとに「500万ドルのストックオプションをプレゼントする」と書かれた謎のメールは他の部員たちの誕生日にも届いていたものだった。真偽もガンプ君の消息も不明のまま「不惑」を迎えた元男子高校生たちは、再会を果たす。「そろそろ隠居かな」と言いつつ、まだ諦めきれない私たち。人生をやり直すのに「遅い」なんてことはない。家庭も仕事も諦めたわけじゃない。それにしても40代。「不惑」を過ぎても迷いっぱなし。

著者等紹介

平岡陽明[ヒラオカヨウメイ]
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年『松田さんの181日』で第93回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

225
ガンプ君の会う機会が少なくても、思い出を大切にし、岸高バレーボール部の五人を親友だと思い続けるピュアな心に、完全に心を鷲づかみにされた。その五人の仲間、ガンプ君を友達だとずっと思ってたのかわからない。それぞれの人生を歩んでいるのだから。でも仕方のないことかもしれないが、信じてあげてほしかった。もし宝くじが当たったら今後、どうするという課題も突きつけられる気持ちにもなった。読み終えて安直だが『フォレスト・ガンプ』『グッド・ウィル・ハンティング』が見たくなる。エピローグに入る前のラストの一行に涙が溢れた。2022/09/23

しんたろー

153
平岡さんの新作は、高校時代にバレー部のチームメイトだった5人の中年男たちの物語。彼ら目線で41歳の現実を色々と描いていて「不惑」の年齢を迎えたのに、迷いだらけの男たちに「私もそうだったなぁ~」と共感しまくった。女性からしたら「男って馬鹿よねぇ」と思うだろうが、そんな彼らが自分の過去を見ているようで、微笑ましかったり情けなかったり(笑)。著者の描く人物たちは身近に感じられるのが魅力(脇役ながら鋭い意見を言うしぶ子が特に良かった)。仲間だったガンプ君関連でミステリ要素もあって楽しめたし、読後感が爽やかな佳作。2023/05/05

おしゃべりメガネ

128
タイトルからして全く話の内容がよめない作品でしたが、さすがは平岡さん、ほっこり&ほんわかさせてくれる内容で安心しました。主人公達は不惑をこえた41歳の男たち五人。高校時代は弱小バレー部に属し、年月を経て立場、境遇もそれぞれになり、とあるきっかけから再会を果たします。五人と一人、謎めいた「ガンプ君」とのやりとりが不思議な縁で結ばれ、人生の転機を迎えます。気がつけば自分よりも年下世代の不惑ですが、環境それぞれに胸にぐっとくる場面が多数綴られ、ココロにじんわりきます。安心、安定の平岡さん作品はさすがでした。2022/11/03

のぶ

128
41歳の男たちの一風変わった物語だった。41歳の誕生日に、高校のバレーボールの仲間、「ガンプ君」から「2億5000万円のストックオプションをプレゼントするよ」と書かれた謎のメッセージが届く。謎のメッセージは他の部員たちの誕生日にも届いていたものだった。それが本作の序章。若い頃は揃ってバレーボールに打ち込んできた仲間たちだが、厄年を迎え、ちょっと人生がつまらなくなってきた男たち。作中はそれらの登場人物の群像劇風に綴られるが、常にお金が絡んでくる。感想がまとめ辛く、評価も人によって分かれる作品だろう。2022/09/20

TakaUP48

110
不思議なタイトルの本。41歳の誕生日に、進学校時代のバレーボール仲間で数学的天才にして運チだった「ガンプ君」から、メンバーに変なメールが届く。行方不明のメンバー雀士くずれをみつけたら…等の条件をクリアーしたら、メンバー5人に五百万弗のストックオプションをプレゼントするという。40にして、会社員で上司のパラハラに心折れ、編集者で年下と軋轢・編集長への片思い、職場不倫で女の子にバラされ家庭崩壊、旅行代理店で金持ち相手に働くのも嫌になった…者たち。条件をクリアして、金を手にしたが…。素数的な割り切れないお話で!2022/10/05

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