出版社内容情報
【物語の概要】
――みんな、勉強って好き?
六年生のみくるは、おこられたくないからしているけど、本当は、勉強なんか大っキライ! 最近は、学校と習い事がいそがしくてイヤになってきたし、仲良しだったミキちゃんも学校でみかけなくなってしまったし……。
ある日とうとう限界がきて、習い事をサボリ逃亡。行きついた先の図書館で、一人で勉強しているミキちゃんにバッタリ!
ミキちゃんは、学級崩壊したクラスが嫌で、学校に行くのをやめたみたい。ミキちゃんにさそわれて「SDGs 未来計画コンクール!」に向けて夢の学校をデザインすることになったみくる。でも、どういう学校だったら、みんな楽しく勉強できるんだろう――?
●シリーズ「おはなしSDGs」の刊行趣旨
2015年、国連で、「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されました。2030年までに17のゴールを設定し、先進国も新興国も途上国も、国も企業もNPOも個人も、垣根を超えて協力していこうという取り組みです。日本の学校現場も、より良い未来をつくっていくための指針としてSDGsを子どもたちに伝えるべく、授業に取り入れ始めました。
このシリーズは、大人でも理解の難しいSDGsの概念について子どもたちにわかりやすく伝えるため、すべて「物語」のかたちでつくられています。キャラクターたちが織りなすストーリーを読んでいくうちに、自分の何気ない行動が世界とつながっていることを実感できるつくりにします。小学校高学年以上を対象といたします。
●シリーズ「おはなしSDGs」の特色
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読書にもぴったりのボリュームです。
内容説明
最低最悪のイヤな学校を、自由で楽しい学校に作り変えたい!―世界の子どもたちは、どんな学校に通っているのかな?物語をとおして、SDGsがよくわかる!小学上級から。
著者等紹介
井上林子[イノウエリンコ]
兵庫県生まれ。作品に、第5回創作絵本コンテスト文部科学大臣奨励賞受賞作の『あたし いいこなの』(岩崎書店)、第40回児童文芸新人賞受賞作の『宇宙のはてから宝物』(こみねゆら絵、文研出版)などがある
木村いこ[キムライコ]
奈良県生まれ。児童書・学校教材等のお仕事をしながら漫画家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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