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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065136508
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

放火犯として疑われた少年・信は、夏休みの予定を時間割にして書き出す。それは容疑と関わりが? 短編の名手による至極の作品集元警官、ヤクザ、ノビ師……
犯行動機に隠された「想い」とは?

巧妙に仕掛けられた伏線、トリック、ラストに驚嘆!

『教場』『傍聞き』の著者が紡ぐ最高のミステリ集!

その行為に「救い」はあるのか。心を揺さぶる六篇の極上ドラマ

不始末を犯したかつての弟分の落とし前をつけるため、兄貴分がとった行動は?
――「最期の晩餐」
元警察官が殺害現場で綿密な証拠隠滅を図る。親子の刑事は真相を見破れるのか。
――「ガラスの向こう側」
放火犯として刑事に疑われた知的障害のある少年。
夏休みの予定を時間割として書くことに容疑と関わりが?
――「夏の終わりの時間割」

様々な境遇の人に真摯に向き合い一筋の光を与える長岡弘樹さんならではの真骨頂!
大盛堂書店 山本 亮さん
ほろ苦くも、優しく温かな読後感のある上質な作品集。
ジュンク堂書店吉祥寺店 河合駿介さん
ストーリーは理知的で緻密。そして人間の優しさが行間から溢れでている。
三省堂書店有楽町店 内田 剛さん

長岡 弘樹[ナガオカ ヒロキ]
著・文・その他

内容説明

元警官、ヤクザ、ノビ師…犯行動機に隠された「想い」とは?巧妙に仕掛けられた伏線、トリック、ラストに驚嘆!『教場』『傍聞き』の著者が紡ぐ最高のミステリ集!

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年、山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞し、05年に『陽だまりの偽り』でデビュー。08年に「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位となり、2014年本屋大賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

274
長岡 弘樹は、新作中心に読んでいる作家です。救済をテーマにした6編の短編集、200頁と薄いので、さくっと読めます。オススメは「ガラスの向こう側」です。2018/12/22

しんたろー

214
長岡さんの新作は6編の短編集…題名を連想させる内容ではあるが、各話に繋がりはないし、もう少し洒落た題名を付けても良かったのではと思う。とは言え、内容自体は乗っている頃のキレが戻った感じで、30ページ程度の短い中にも人情を漂わせつつ捻りが効いた結末で「流石!短編の名手」と称賛できるもの。特に、少年目線で知的障碍者の友人とのひと夏を瑞々しく描いた『夏の終わりの時間割』と、介護福祉施設での切ない物語『空目虫』の二編は、長岡さんの本領が発揮されていて「余韻が楽しめる」短編ミステリの見本とも言える作品だと思った👍2019/01/24

いつでも母さん

211
短編6話、どれも良かった。長岡さんの短編の面白さを堪能しました。誰をどんな形で?と気になります。確かにどれも救済してます。中でも『空目虫』『夏の終りの時間割』が好み。人の心の襞を優しく静かに読ませてくれるのが良い。哀しくもある。上手いなぁ・・お薦めですよ。2018/12/04

おしゃべりメガネ

174
相変わらず短編ミステリーを書かせたら、最早'無双'状態の長岡さん作品です。今作もテンポといい、一篇の長さといい、本当に見事な仕上がりでした。タイトルの意味が全てを読み終えたトキに'なるほど'としっくりくるのも長岡さんならではの醍醐味です。それぞれの作品がなんとなく儚く、悲しげではあるのですが最後まで読んで、やっぱり読んで良かったなと満足させてくれる安心感もピカイチです。特に'少年'同士の友情をテーマにした『夏の終わりの時間割』はなんともいえない読後感でした。6編、アッという間にイッキ読みしてしまいます。2018/12/04

のり

165
6話からなる短編集。派手さはないが、ジワジワ染みてくる感覚が堪らなく好き。まさしく救済というのがハマる。手を差しのべる事は簡単ではないし、場合によっては犯罪に絡む事もある。それでも心情は理解出来る。「三色の貌」「夏の終わりの時間割」が特に好みだった。「空目虫」は違和感を抱きながらだったが、見事にひっくり返された。2019/06/28

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