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出版社内容情報
「1÷素数」から生まれる“ダイヤル数”には、ふしぎな性質がいっぱい! オイラーやガウスも魅了された奥深い数の神秘を探訪する!「1÷素数」から見えてくる奥深い数の神秘。
シンプルな割り算から生まれる循環小数には、おどろきに満ちた数のふしぎがいっぱい!
背後にひそむ素数の性質をやさしく解き明かす、極上の数学ミステリー――。
142857と、先頭の1を末尾に回した428571。
2等分して足すと、どちらも答えは999!
(142+857、428+571)
428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!
(285+714=999)
142857を3等分して足すと、こんどは99!
(14+28+57)
ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!?
簡単な四則演算で数の神秘を味わいながら、「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する。
初等整数論への新しいアプローチ!
第I 部 ダイヤル数「142857」のふしぎ
――素数7が生み出す循環小数の奥深い性質を知る。
第II 部 スウィングする2つの循環節
――素数13から生まれる2つの数が織りなす美しい規則性とは?
第III部 数論の大法則と循環小数
――黄金定理?オイラーやガウスも魅了された「1÷素数」の世界。
西来路 文朗[サイライジ フミオ]
清水 健一[シミズ ケンイチ]
内容説明
こんなに面白い現象があったのか!142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999!(142+857、428+571)428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!(285+714=999)142857を3等分して足すと、こんどは99!(14+28+57)ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!?簡単な四則演算で数の神秘を味わいながら、「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する。初等整数論への新しいアプローチ!
目次
第1部 ダイヤル数「142857」のふしぎ(1/7のふしぎ―循環小数の世界;1/17のふしぎ―素数の逆数の個性;1/11のふしぎ―10n‐1の素因数の法則;2等分和と3等分和のなぞとき)
第2部 スウィングする2つの循環節(1/13のふしぎ―2種類の循環節;循環節を回す6のふしぎ;1/19のふしぎ―循環節に現れる数字;1/18のふしぎ―分母が合成数になると…)
第3部 数論の大法則と循環小数(1/13のもうひとつのふしぎ―オイラーの規準;平方剰余と循環小数;4乗剰余と循環小数)
著者等紹介
西来路文朗[サイライジフミオ]
1969年、広島県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程数学専攻単位取得退学。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、広島国際大学工学部住環境デザイン学科教授、広島大学非常勤講師
清水健一[シミズケンイチ]
1948年、兵庫県生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、岡山大学、岡山理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やいっち
ちくわん
kaizen@名古屋de朝活読書会
トムトム
to boy