ブルーバックス<br> 素数はめぐる―循環小数で語る数論の世界

個数:
電子版価格
¥1,012
  • 電書あり

ブルーバックス
素数はめぐる―循環小数で語る数論の世界

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月24日 06時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065020036
  • NDC分類 412
  • Cコード C0241

出版社内容情報

「1÷素数」から生まれる“ダイヤル数”には、ふしぎな性質がいっぱい! オイラーやガウスも魅了された奥深い数の神秘を探訪する!「1÷素数」から見えてくる奥深い数の神秘。

シンプルな割り算から生まれる循環小数には、おどろきに満ちた数のふしぎがいっぱい!
背後にひそむ素数の性質をやさしく解き明かす、極上の数学ミステリー――。

142857と、先頭の1を末尾に回した428571。
2等分して足すと、どちらも答えは999!
(142+857、428+571)

428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!
(285+714=999)

142857を3等分して足すと、こんどは99!
(14+28+57)

ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!?

簡単な四則演算で数の神秘を味わいながら、「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する。

初等整数論への新しいアプローチ!

第I 部 ダイヤル数「142857」のふしぎ
――素数7が生み出す循環小数の奥深い性質を知る。

第II 部 スウィングする2つの循環節
――素数13から生まれる2つの数が織りなす美しい規則性とは?

第III部 数論の大法則と循環小数
――黄金定理?オイラーやガウスも魅了された「1÷素数」の世界。

西来路 文朗[サイライジ フミオ]

清水 健一[シミズ ケンイチ]

内容説明

こんなに面白い現象があったのか!142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999!(142+857、428+571)428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!(285+714=999)142857を3等分して足すと、こんどは99!(14+28+57)ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!?簡単な四則演算で数の神秘を味わいながら、「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する。初等整数論への新しいアプローチ!

目次

第1部 ダイヤル数「142857」のふしぎ(1/7のふしぎ―循環小数の世界;1/17のふしぎ―素数の逆数の個性;1/11のふしぎ―10n‐1の素因数の法則;2等分和と3等分和のなぞとき)
第2部 スウィングする2つの循環節(1/13のふしぎ―2種類の循環節;循環節を回す6のふしぎ;1/19のふしぎ―循環節に現れる数字;1/18のふしぎ―分母が合成数になると…)
第3部 数論の大法則と循環小数(1/13のもうひとつのふしぎ―オイラーの規準;平方剰余と循環小数;4乗剰余と循環小数)

著者等紹介

西来路文朗[サイライジフミオ]
1969年、広島県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程数学専攻単位取得退学。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、広島国際大学工学部住環境デザイン学科教授、広島大学非常勤講師

清水健一[シミズケンイチ]
1948年、兵庫県生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、岡山大学、岡山理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

30
数学は門外漢の小生。高校三年の夏まで大学は物理学か数学を志望していたが、才能のなさに諦め、哲学科へ志望を変更した。それでも、数学への憧憬の念は消えない。折々、数学や物理学の本を読んで渇きをいやしている。数学でも幾何学の方面が好きで、数論は苦手だったが、本書を読んで幽かながら奥深さや面白みを味わえた。渇きをいやすほどには理解が及ばなかったけど、いいんだ。2017/06/21

ちくわん

24
2017年2月の本。確か新刊で購入したが…。本棚を整理していて気になり、皆様の感想も気になり読んだ。元はちょっとしたネタなのに最後のページ(P228)にたどり着き、大学の時の友が整数論崇拝者だったことに、今さらながら納得。数学はコスパがよい。恐ろしいほどシンプルで簡潔で揺るぎがない。さぁ、秋の夜長、素数表でも眺めるか。2020/10/10

kaizen@名古屋de朝活読書会

23
#説明歌 1/7, 1/17,1/11,1/13,1/19。2017/09/13

トムトム

22
142857という不思議な数字は知っていた。循環小数。その不思議な数字がなぜそうなるのかを、証明しながら説明してくれる。難しかった…(;^ω^) ちょっと数学の雑学ないかな?なんて読むと難解です。数学大好きな学生さん・少年少女にはとても分かりやすい本だと思います!2020/02/08

to boy

16
素数の逆数にこんな面白い法則があるなんて知りませんでした。循環数、ダイヤル数など計算してみるとあらあら不思議な世界が見えてきました。そんな不思議な世界に何か法則があるのではと考察するのが数学者、数論に取りつかれてしまうのも無理ないように思えてきた。2023/01/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11504507
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。