講談社ノベルス
神の時空(とき)―倭(やまと)の水霊

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  • サイズ 新書判/ページ数 295p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

『神の時空』シリーズ第二弾! 不可解な殺人事件と降りやまぬ雨……。その背後にあったのは、古代英雄伝説に隠された驚愕の裏面史!

『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計200万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第二弾! 横浜で起こった不可解な殺人事件と、東海地方を襲ういつ止むともしれぬ豪雨。一見、無関係に思える二つの現象の背後に蠢く闇の存在……。古代英雄伝説に隠された驚愕の裏面史を、現代のシャーマン・辻曲兄妹が暴き出す!

【著者紹介】
昭和33年東京生まれ。明治薬科大学卒。『QED 百人一首の呪』(講談社ノベルス)で第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。

内容説明

OLの涙川紗也は、横浜・レンガ倉庫近くで男の死体を発見。現場を走り去った彼女は、容疑者として、警察から追われる身となってしまう。その頃、東海地方では、いつ止むとも知れぬ豪雨が降り続いていた―。一見、無関係に思える二つの現象。だが、背後に蠢く闇の存在を感じた辻曲兄妹が探索を開始すると、一人の古代史上の人物が浮かび上がってきた。その名は、日本武尊…。

著者等紹介

高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED百人一首の呪』(講談社ノベルス)で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

63
うん?一巻で××で××だった摩季ちゃんが元気にトーストくわえて走ってる??最初読む順番を間違えちゃったのかと思いました。でも火地さんの正体があっさりわかっているので、こちらが二巻でよいようです。こんな構成になっている理由は、今後わかるのでしょうか。それとも気紛れ?少し前まで白鳥と踏鞴製鉄について真面目に資料をあたっていたので、繋がっているのがわかって楽しかったです。何で後生のことだとちゃんと推測できることが、神様の時代の話になると俄に頭から吹っ飛んでただただ信じられないびっくりごとになってしまうのだろう。2014/09/27

ソラ

48
シリーズ二作目って知らずに読んでた。多分一作目も買ってあるはずだけどどこに行ったのかな…。やっぱりシリーズものは最初から読まないとわからないところがあるなぁと。なので感想は1作目読んでから2014/08/24

とも

32
★★★☆日本武尊と弟橘媛の真実。古代史の英雄と言いながら、昔からせこい騙し討ちのような勝ち方しかして来なかった日本武尊が英雄であることに違和感があったが、その辺も含めて解き明かしてくれる作品となっている。2018/12/18

ポチ

29
今回は神話の日本武尊と弟橘媛の話しが中心に進む。独自の解釈により、二人共怨霊になった、と言うのも有りかなと思う。今後も隠された日本史として、どんな形で紐解いて行くのか、誰が怨霊になって行くのか興味が出て来た(^^)2016/03/29

poke

27
最後に陽一くんの理由が明らかになり、少しキャラクターの足が地についた感はあったけれど、あいかわらず各登場人物には魅力は感じず。けれど裏の歴史や薀蓄は面白い。日本武尊と弟橘媛の関係も今回提示されているほうが人物が鮮やかに感じられる。今度熱田神宮に行く時は参拝以外にも色々楽しめそうで嬉しい。2016/01/19

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