講談社ノベルス
神の時空(とき)―鎌倉の地龍

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  • サイズ 新書判/ページ数 282p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990073
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

高田崇史新シリーズついに始動! 鎌倉幕府三代に隠された、暗殺と謀略の歴史とは? 日本が失った真実の歴史とは?

「QED」「カンナ」を超える! 歴史ミステリの最高峰、シリーズ開幕!

 女子高生・辻曲摩季が、意識不明の状態となり由比ヶ浜で発見された。同じ頃、鎌倉幕府二代将軍・頼家と源氏一族の遺跡が荒らされ、鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊する!
 霊感が強い摩季の兄姉と友人の陽一は、二つの事件の背後に怨霊の影を感じ、鎌倉時代について調べ始める。すると、数多の謀殺と陰謀が渦巻く、闇の鎌倉殺戮史に気がつく。歴史に隠された、鎌倉将軍暗殺事件の真相とは……!?

【著者紹介】
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED 百人一首の呪』(講談社ノベルス)で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に「カンナ」シリーズ、「QED」シリーズ、「鬼神伝」シリーズ、「千葉千波の事件日記」シリーズ、『軍神の血脈』などがある。

内容説明

女子高生・辻曲摩季が、意識不明の状態となり由比ヶ浜で発見された。同じ頃、鎌倉幕府二代将軍・源頼家と源氏一族の遺跡が荒らされ、鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊する!摩季の兄姉と友人の陽一は、二つの事件の背後に潜む怨霊の影を感じ、鎌倉時代について調べ始めた。すると、数多の謀殺と陰謀が渦巻く、闇の鎌倉殺戮史に気がつく。歴史の闇に隠された、鎌倉将軍暗殺事件の真相とは…!?

著者等紹介

高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED百人一首の呪』(講談社ノベルス)で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

73
えっ、ううん?う?つまりは陽一君はあれだと言う事でよろしいのでしょうか…‥?幽霊のポーズの秘密。いや、怨霊とか河童とか、式神とか妖怪とか、鬼とか、忍者とか、巫女とか、毒草師とか、そう言うちょっと胡散臭い物のオンパレードな高田さんのシリーズなのですが。主人公達もタタルさんと奈々ちゃんほど魅力的ではないので、今後に期待したいと思います。QEDは蘊蓄も楽しかったけれど、カクテルのシーンが好きで、それに憧れて二十歳になるのをずっと楽しみにしてたから、またお酒のシーンがあるお話があるといいな。カレーでもいいですが。2014/07/15

KAZOO

66
この作者は初めてなのですが、読書メーターの読みともさんの紹介があったのと私の住んでいるところなので読んでみました。ほとんどの登場人物が妖怪に関係あるかなにかしらの能力を持っているのですね。頼朝についてよくまあかなり資料をあ立ったらしい感じが受け取れました。悪の棟梁との対決が今後もある様子ですね。2015/04/15

つたもみじ

33
シリーズ第一弾。鎌倉好きですよね…著者さん。ミステリのQED、忍者アクションのカンナ、そして今回は、霊ファンタジー? 歴史パートへの繋げ方がいつになく強引だと思ったら怨霊と直接対話アリで、ある意味今までのシリーズよりも歴史的知識の必要性はある…か。辻曲家の情報は小出しに出るものの、辻曲兄妹の友人・陽一の情報だけが全く出ないので、何かあるとは思っていたけれど、そうきたかw 今のところ死んでいる摩季のその後や、高村や磯笛(とその組織?)の正体等、謎はまだ多し。あ、司法解剖って実際、色々と問題アリらしいですね。2017/04/18

エンリケ

29
鎌倉幕府の歴史観を覆す物語。霊的な血を色濃く受け継ぐ兄弟と歴史オタクの青年が、源家の怨霊に挑むという歴史ミステリー風ファンタジー。怨霊が日本史に与えた影響については、井沢元彦氏の作品で僕の蒙を開いて貰っていたので違和感無く入り込めた。しかし鎌倉という土地がこれ程怨霊に満ちた土地とは知らなかった。縁が有って何回も訪れている土地だが、次からは見方が変わってしまいそう。最後は脇役だと思い込んでいた人物が、実は主役でしかも意外な正体に驚愕。純粋な歴史ミステリー好きとしてはちと違和感をぬぐえなかった。2014/09/09

みい坊

29
QED、最初は好きでした。カンナは一巻のみ読みました。そして新シリーズ。作者が自分の蘊蓄を語りたいだけで書いているのかと思ってしまうこの頃の高田さん。だんだんついて行けなくなってきました。謎も何も、これは伝奇小説だったのかと納得のミステリー色0。霊能力者の家族に、幽霊に妖怪!もう、何でも有り?ただ1つ、白夜が可哀想だとホロリとしたくらい。ガッカリしながらも、シリーズの始まりなので次の展開に期待してあと一巻読んでみます。2014/04/12

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