出版社内容情報
ブラック部活慣れした子どもたちは、将来ブラック企業に狙われる!? 児童虐待化する部活を徹底ルポ。本当に子どもを伸ばす部活とは子どもたちの自主性や人間力を育てる場として、学校教育において年々重要性を増す部活動。
ところが、今、児童虐待と化している「ブラック部活」が社会問題となっています。
・生涯にわたる後遺症を負わせるサッカー部
・バスケ部内でハーレムを形成するセクハラ顧問
・難聴になるほど練習させる吹奏楽部
など、こうした事例は枚挙にいとまがありません。
一方で部活指導に時間を取られ過ぎるために、教師たちも悲鳴を上げています。
最初に「ブラック部活」と名付け、警鐘を鳴らした著者が、その実態を徹底取材。
日本ラグビーを世界レベルにしたエディ・ジョーンズも、部活に”待った”をかける人物の一人。「子どもたちの育て方を変えなくてはならない」と本書で彼は説きます。
エディ・ジョーンズだけではなく、少年サッカーを変えた池上正氏、テニスの錦織圭を育てた柏井正樹氏などへの取材も行い、子ども達が本当に成長できる部活指導のあり方も提示。
部活が悪いわけじゃない、部活をブラックのままにしていることが悪い。
保護者や学校関係者はもちろん、部活の思い出を熱く語る大人にも読んでほしい一冊。
プロローグ 部活は誰のもの?
第1章 部活がもたらす効果
第2章 部活のいびつな歴史
第3章 ブラック部活が止まらない
第4章 教師にとってもブラックな部活
第5章 ブラック部活の正体
第6章 ブラック部活から子どもを守る
第7章 部活の未来のために
島沢 優子[シマザワ ユウコ]
著・文・その他
内容説明
週休0日、体罰・暴言、セクハラ、慢性のケガ…ブラック部活から子どもを守るには。事件事故が多発し、児童虐待化する部活を徹底レポ。
目次
プロローグ 部活動は誰のもの?
第1章 部活がもたらす効果
第2章 部活のいびつな歴史
第3章 ブラック部活が止まらない
第4章 教師にとってもブラックな部活
第5章 ブラック部活の正体
第6章 ブラック部活から子どもを守る
第7章 部活の未来のために
著者等紹介
島沢優子[シマザワユウコ]
フリーライター。筑波大学体育専門学群4年時に女子バスケットボール全日本大学選手権優勝。卒業後は、豪州・英国留学等を経て、日刊スポーツ新聞社東京本社でスポーツ記者として、サッカー、ラグビー、水泳、バレーボール等を取材。1998年よりフリー。『AERA』等でスポーツや教育関係を中心に執筆。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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