出版社内容情報
情報を制した国家が世界を制す! 蘭、英、米というヘゲモニー国家が出版、電信など情報革命の果実を獲得し、世界を支配するまで。情報を制する国家が覇権を獲得する!
17世紀オランダの活版印刷、19世紀イギリスの電信、20世紀アメリカの電話――、世界史上のヘゲモニー国家は、情報革命の果実を獲得することで、世界の中核となった。しかし、インターネットがもたらしたのは、中核なき世界だった!
情報の非対称性がなくなっていく近世から、情報の不安定性が激しさを増す現代まで、ソフトパワーの500年の歴史を辿りながら、「近代世界システム」の誕生、興隆、終焉を描きだす一冊。
はじめに 世界史のなかの情報革命
第一章 近代世界システムと情報
第二章 世界最初のヘゲモニー国家オランダ――グーテンベルク革命の衝撃
第三章 繁栄するイギリス帝国と電信
第四章 アメリカのヘゲモニー――なぜ栄えなぜ滅びたか
第五章 近代世界システムの崩壊――不安定な情報化社会
おわりに 中核なき時代
玉木 俊明[タマキ トシアキ]
著・文・その他
内容説明
17世紀オランダの活版印刷、19世紀イギリスの電信、20世紀アメリカの電話、そして「ポスト・アメリカ」のインターネット―情報を制する国家が覇権を獲得する!近代世界システムの誕生から終焉まで。
目次
はじめに 世界史のなかの情報革命
第1章 近代世界システムと情報
第2章 世界最初のヘゲモニー国家オランダ―グーテンベルク革命の衝撃
第3章 繁栄するイギリス帝国と電信
第4章 アメリカのヘゲモニー―なぜ栄えなぜ滅びたか
第5章 近代世界システムの崩壊―不安定な情報化社会
おわりに 中核なき時代
著者等紹介
玉木俊明[タマキトシアキ]
1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masabi
tolucky1962
サアベドラ
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futabakouji2