講談社現代新書<br> ロックの歴史

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講談社現代新書
ロックの歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882705
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

ロックンロールはいかにして「ロック」になったか? ロックの誕生をまったく新しい視点で明快に解き明かす。目からウロコの音楽史!<本書の内容>
第一章  イギリス・ロック史とアメリカ
第二章  エルヴィス・プレスリーの限界
第三章  ビートルズが生まれた瞬間
第四章  「黒いブルース」から「白いロック」へ
第五章  「世界の音楽・言語」としてのロック
第六章  なぜリヴァプールだったのか
第七章  ローリング・ストーンズ登場
第八章  ロックと天才ギタリストたち
第九章  「アルバムの時代」の夜明け
第十章  ジミ・ヘンドリックスの衝撃
第十一章 「サージェントペパーズ」と一九六七年
第十二章 架け橋としてのウッドストック
第十三章 ボブ・ディランの揺さぶり
第十四章 「統合」と「分化」の時代へ
第十五章 ロックが帰っていく場所


若者による革新的な音楽、こそが「ロック」のはずだった。
しかし、いまもロックを長年にわたり現役で支え続けるポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、ボブ・ディランは皆、七十代となった。
ロックは新たな局面を迎えるとともに、歴史となったのだ。

音楽評論家の中山康樹氏が、従来の枠組みにとらわれない斬新な視点で、
いかにロックが生まれたか、という大きなテーマを明快に解き明かしていく。
イギリスとアメリカが、互いの音楽を「洋楽」として受容し、
(ときに「誤読」しながら)進化させ、統合、分化させていく過程で生まれた現在のロック。
そのプロセスを丁寧に検証しつつ、大胆に意味づけていく文章には、
優れた歴史家が神のような視点から歴史を再定義・再構築し、
新しい世界観を示してくれた時のような知的興奮を覚える。

本書ではまた、いままでのロック史ではあまり表舞台に出ることがなかったミュージシャンたちが果たした重要な役割にも、光を当てる。
たとえば、クリフ・リチャード&シャドウズ、マディ・ウォーターズ、レオン・ラッセルなど、
既存の解釈では脇役となりがちだったミュージシャンの存在意義を知ることによって、
ロック史をより深く理解することができるだろう。

中山 康樹[ナカヤマ ヤスキ]
著・文・その他

内容説明

ロックンロールはいかにして「ロック」になったか。イギリスとアメリカが互いの音楽を「洋楽」として受容し、進化、統合させて現在のロックが生まれるまでを明快に説く。ミュージシャンの歴史的位置づけもわかるロックファン必読の書!

目次

イギリス・ロック史とアメリカ
エルヴィス・プレスリーの限界
ビートルズが生まれた瞬間
「黒いブルース」から「白いロック」へ
「世界の音楽・言語」としてのロック
なぜリヴァプールだったのか
ローリング・ストーンズ登場
ロックと天才ギタリストたち
「アルバムの時代」の夜明け
ジミ・ヘンドリックスの衝撃
『サージェント・ペパーズ』と一九六七年
架け橋としてのウッドストック
ボブ・ディランの揺さぶり
「統合」と「分化」の時代へ
ロックが帰っていく場所

著者等紹介

中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年、大阪府生まれ。「スイングジャーナル」編集長を経て、現在は音楽評論家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

26
ロックミュージックを60年代のUKで成立したものとして、主要な出来事を年代順に解説したもの。60年代の記載が大半だが、前後の時代にも触れられていて、また、ビートルズ、ストーンズ、レッドツェッペリンなど主要なグループについては詳しく触れられている。個人的には音楽を理屈っぽく考えたことはないが、黒人ギタリストたちやボブディランなどのUSのプレーヤーとの関係や当時の時代背景も踏まえて解説されていて参考になった。2022/11/13

akihiko810/アカウント移行中

22
英を中心としたロック史。印象度A  この手のロック史はチャック・ベリーから始まるのが定説だが、本書ではアメリカの「ロックンロール」とイギリスの「ロック」を明確に分けていて、ロックの始まりを英のクリフ・リチャード&シャドウズと定義している。ビートルズ、ストーンズ、ディラン、ジミヘンと有名どころに章を割いていて、それだけでなくロック史的に鑑みられることの少ない、ヤードバーズ、ザ・バンド、レオン・ラッセルのロック史上の重大な役割を指摘している。ロックに興味ある人は面白く読める良書2021/07/28

佐島楓

21
主に1960年代から70年代にかけてのイギリス・ロック史。この時代が懐かしい方、ビートルズやボブ・ディランといったミュージシャンに思い入れがある方なら楽しめると思う。2014/10/01

TSUBASA

18
1954年、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」によって大衆音楽として姿を見せたロック。その歴史は米と英の間を輸出入が繰り返されるにつれ進化を遂げた音楽だった。まず、題名が不適切。『ロックの黎明期』とでもすべき。確かに60年代はロックが1年ごとに姿形を変え、成熟していった時代で面白いのはわかるが、70年代以降のロックシーンをまるっきり無視とはいただけない。例えるなら日本史の授業と称して戦国時代しか学ばないようなもの。興味深いんだけどさ。なお、多少60年代ロックシーンを知ってないと楽しめないかも。2014/08/31

おおにし

14
私にとってのロックとは、ツェッペリン以降のハードロックとキング・クリムゾン以降のプログレのことなので、これぞロックの歴史と言われてもちょっと違和感がある。しかし中山さんの語る50~60年代のロック史はとても興味深いものであった。今でもずっとボブ・ディランがもてはやされるのは何故かよくわかったし、英米ロックの融合にレオン・ラッセルの果たした役割など興味深い話題が多い。この機会にウッドストックのライブ盤でも聴いてみようかと思う。2014/08/09

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