出版社内容情報
20世紀最高の知性が遺した「最後の言葉」。
2005年11月11日に急逝した20世紀最大の経営思想家にしてビジネス界のカリスマ=ピーター・ドラッカー。氏が語りおろした最新にして最後の日本の次世代への助言。
内容説明
情報化が進展する新時代の世界経済のもとで、最も苦労する国は日本である―。20世紀の経営思想界をリードした“知の巨人”は、こう遺して世を去った。だが―、苦境の陰に好機あり。ドラッカーの眼は、21世紀の日本が世界のメインパワーであり続けるための条件をはっきりと見据えていた。日本が担うべき役割、日本の目の前に広がるチャンス、そして日本人が達成すべき「個人のイノベーション」とは何か―。
目次
第1章 世界はどこへ向かっているのか
第2章 日本の“いま”
第3章 “仕事”に起こった変化
第4章 日本が進むべき道
第5章 経営とは?リーダーとは?
第6章 個人のイノベーション
著者等紹介
ドラッカー,ピーター・F.[ドラッカー,ピーターF.][Drucker,Peter F.]
1909年、オーストリア=ハンガリー二重帝国の首都・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済紙の編集記者等を務めた後、ロンドンでの金融機関勤務を経てアメリカに移住。’43年にゼネラル・モーターズ(GM)のコンサルティング業務を請け負い、その研究成果をまとめた『社会という概念』を出版したのを皮切りに、以降、経営に関する数々の著作を刊行。他に先駆けて来るべき社会の将来像を提示し、その時代の変化に合わせた経営コンセプトと手法を次々に編み出してきた。ビジネス界にも大きな影響を与え続けた経営思想家として、欧米はもちろん、日本の経営者にも多数の信奉者を持つ。90歳を超えてなお、米・クレアモント大学大学院教授として教鞭を執っていたが、2005年11月11日、96歳の誕生日を一週間後に控え、永眠した
窪田恭子[クボタキョウコ]
1974年、神戸市生まれ。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。英国・ケント大学大学院現代文学科修士課程修了。フリーランス翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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