出版社内容情報
よく生き、よく死ぬために!
ブッダは言った。「人生は苦である。それでも、生きる意味がある」と。
ついにブッダが見出した人生の真実とは何か。
ブッダの死。それは同時に仏教の誕生となった。
パトナーへの移動の車中でひどい吐き気と腹痛に苦しめられた。薬を飲んでもまったく効かず、延々とつづくでこぼこ道が、“地獄の道”にも思えたほどだ。それだけに、ブッダの「老い」についての述懐が、実感をともなって胸に響いてくる。――<本文より>
<80歳のブッダが歩いた、人生最後の400km>
霊鷲山――ナーランダー――パトナー――ガンジス河――
ヴェーサーリー――ケッサリア――パーヴァー――クシナガラ
五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
ブッダは言った。「人生は苦である。それでも、生きる意味がある」と。ついにブッダが見出した人生の真実とは何か。
目次
第3章 最後の言葉(ブッダの死とその前後の事件;人生の苦;輪廻を断ちきる;死後を語る;世界宗教としての想像 ほか)
第4章 甦るブッダの教え(仏教への改宗劇;根深く残るカースト制;「見ても汚れる」;インドで闘う、日本人僧侶;賛否両論の「否」 ほか)
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮に渡り47年にピョンヤンより引き揚げ、のち早稲田大学文学部露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都の竜谷大学に学び、のち文壇に復帰。『日本人のこころ』(全6巻)などにより第50回菊池寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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