講談社文庫<br> 平成関東大震災―いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

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講談社文庫
平成関東大震災―いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 180p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062767736
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

笑えて泣けて、役に立つ! 来るべき関東大震災を生き抜く未曾有のシミュレーション小説!突如として起こった大地震。新宿で震災に直面した平凡なサラリーマン・西谷久太郎は、家族に会いたいが一心で大混乱に陥った首都を横断する。生きていれば必ず道は見つかる。次から次へと襲いかかる災厄を乗り越え、ついに自宅にたどり着いた西谷が手にしたものは――。実用情報も満載したシミュレーション小説。(講談社文庫)

第一章 大地震発生! どうしよう。
 二〇〇七年十月より運用開始の「緊急地震速報」。「速報」からの数十秒があなたの運命を決める。
第二章 線路も道路も通行不能! どうしよう。
 電車で、タクシーで移動中に発生したら? 交通全ストップで道路は、線路はどうなるのか。
第三章 コンビニで火事場泥棒に遭遇! どうしよう。
 結局、歩いて帰るしかない、と覚悟せよ!!
第四章 瓦礫の下から老婆の声! どうしよう。
 火事や倒壊の安全な地域と危険な地域。同じ「東京」でも、どこにいるかが問題だ。
第五章 町が、家が、燃え


福井 晴敏[フクイ ハルトシ]
著・文・その他

内容説明

突如として起こった大地震。新宿で震災に直面した平凡なサラリーマン・西谷久太郎は、家族に会いたいが一心で大混乱に陥った首都を横断する。生きていれば必ず道は見つかる。次から次へと襲いかかる災厄を乗り越え、ついに自宅にたどり着いた西谷が手にしたものは―。実用情報も満載したシミュレーション小説。

著者等紹介

福井晴敏[フクイハルトシ]
1968年東京都生まれ。私立千葉商科大学中退。’98年『Twelve Y.O.』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。’99年刊行の『亡国のイージス』で大藪春彦賞、日本冒険小説協会大賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞。’02年に刊行された『終戦のローレライ』では吉川英治文学新人賞と日本冒険小説協会大賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

83
2010/9/22 Amazonより届く。 2016/7/16〜7/19 関東大震災のシミュレーション小説。週刊誌連載をまとめた一風変わった作品ではあるが、実際にことが起こるとパニックになってしまって、なかなか冷静にはなれないんだろうなぁ。うちもきちんと備えておかないと。2016/07/19

KAZOO

49
よく2011年前にこのような小説を書かれていたのだと感心しました。シミュレーション小説で、かなり実用ネタが入っていると感じました。参考になると思いました。この小説を読んでいた人は3.11には少し役に立ったのではないかと思われます。小説仕立てですが、これだけのノウハウを知っておいたほうがいいという啓蒙小説なのでしょう。2014/09/23

シン

33
単に小説というより万一地震が起きた時の心得帳みたいな作品。地震というシリアスなテーマを扱いながらもコミカルなシーンもあったりで、「人類資金」にも共通する福井作品の特徴なのでしょうか?薄い本なのであっという間に読み終わりました。東日本大震災よりも前に書いていたとは驚きです。2014/05/02

Mark

28
なかなか深い所がある。精神の復興ということに焦点をあてた本はこれまであまりなかったように思います。さらっとした感覚と読みやすい文章ではあるけど、考えさせられる内容だった。2017/07/08

へいほー

28
震災前にきちんとしたデータがあれば、あの日起こった状況に近いものを導き出せる。知ることって大切ですね。2015/10/19

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