出版社内容情報
奈須 きのこ[ナス キノコ]
著・文・その他
内容説明
両儀式とその友人・黒桐幹也の前に再来する殺人鬼。忌まわしい邂逅が、式を苛む“殺人衝動”を加速させていく。式と幹也の赴く果てに、真実を告げる記憶の“境界”は開かれるのか―!?もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作―。
著者等紹介
奈須きのこ[ナスキノコ]
1973年生まれ。シナリオライター、小説家。ゲームメーカーTYPE‐MOON所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
勇波
42
この手の小説は初めて読んだ。もっと軽い感じの内容かと勝手に思ってたけど、読みごたえがあって面白かった。魔術のウンチクなんか京極さんみたい。アニメ見たことないけど、音楽をあの梶浦由紀さんが作ってるのか。。一度機会があれば見てみたい★2014/01/13
いおむ
39
非常に自分好みの作品です。もうちょい若かったら書ききれないくらい感想を書いたと思う。(@_@)2015/12/02
黒猫
29
救われない話かと思いきやそんなこともなく、落ち着くところに落ち着きました。まとめると、式と幹也による壮大な恋愛小説・・・かな(笑)式や橙子さんも強いけれど、やっぱり最強なのは幹也だなと確信。2012/01/01
yosa
25
FGOのイベントに耐えられなくなり、純粋なきのこ成分を補充するために何度目かの読了。初読のときはぐちゃぐちゃで読みにくく感じたものですが、今となっては複数回の読み返しや映像等で完璧に内容・時系列を掴んでいるので、作者の狙いがしっかり理解できます。今なお続いている形月世界の根源に近い物語は、今だからこそ新鮮に感じることもあり、深く通づることもあり、既読の物語だというのに夢中で読めた。そうだよ、奈須きのこに求めているのはこういうのだよ。伝奇をリブートせよ。セルフパロディなんかで遊んでないで、今すぐ月姫を以下略2019/11/12
ダージリン
25
「忘却録音」が好みですねえ~。鮮花ちゃん可愛いし、少女小説っぽい(笑)。最後の話は、もうだめかと思いましたよ・・・。これからのふたりが、織がユメ見たものであれたらいいなと思います。2012/01/12