内容説明
仙界から派遣された崑崙七人衆は、秘密兵器「宝貝」を駆使し、迎え討つ妖怪、モンスター、仙人たちを木っ端みじんに吹き飛ばした。中国三大奇書の一つ、『封神演義』を彩る破天荒なキャラクターの行動、超能力の秘密、奇抜な兵器づかいなど、すべてを読み解く。この一冊で読む楽しさが三倍になる明快完全ガイド。
目次
ダイジェスト・ストーリー簡単早わかり『封神演義』ストーリー
『封神演義』天界・仙界の宇宙はどうなっているのか？
どうなっているの？『封神演義』Ｑ＆Ａ講師・安能務
紂王、妲己、太師聞仲ほか殷王朝、人物絵巻
西岐、司令塔・姜子牙、姫昌など殷征伐軍、人物絵巻
黄飛虎、黄天祥、黄天化など殷征伐軍、黄一族の怨念
仙界の二大派閥・闡教と截教壮絶なバトル実況ルポ！
びっくり！奇々怪々なモンスター図鑑
仙人妖怪たちのきわめつけ超能力〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんたん
2
天界、仙界、人間界の主要メンバーが紹介されていて、復習には最適の本だった。が、闡教と截教の戦いについて、プロレスのような実況中継はいかがなものかと。最後にある宝貝と近代兵器の比較は、ちょっとマニア向けで読み飛ばしてしまった。2015/02/14
月夜見（けん）
1
ジャンプで連載していた藤崎竜漫画版の知識補完用。昔の人も中二病設定とか好きだったんだな、きっと。漫画と原作との宝貝（パオペイ）の効果など違っていて面白い。
suzuki-takefumi
1
ガイドになってない。宝貝と実在兵器の比較とかどうでもいいから索引の一つもつけて欲しい。実況ルポは書いている人だけがはしゃいでいるような印象を受ける。既読者向けなのか未読者向けなのか分からない。2010/01/28
そーだ
0
あ40-20 積読本消化その97。再読。駄作。安能務監修となっているが、どこまで監修できているのか謎。特に最後の近代兵器の章は不要とすら感じた。9.11後だから世の関心が得られるとでも思ったのだろうか。編集者のセンスを疑う。原作と安能訳の差異などを詰めた方がよほど面白かっただろうに。余談だが、雷公鞭を産み出したのは安能の功績だが、そこから更に傾世元禳を産み出したフジリューはマジで天才だと思う。2023/06/05
