出版社内容情報
スウェーデン80歳21本超、日本80歳10本未満。口腔細菌で歯を失い、全身病に至る。世界に30年遅れた間違いだらけの歯科常識・「食後すぐ歯みがき」は世界で韓国と日本だけ。
・世界で一番口臭がひどい!? 日本人の男女。
・3列歯ブラシの効果はわずか30%。
・スウェーデンは80歳で歯が21本以上残り、寝たきりがほとんどいない。一方、日本は80歳で10本未満、寝たきり100万人以上
日本は世界の予防歯科の常識に30年遅れ、虫歯予防ばかり気にしてきました。その結果、歯みがき剤で健康な歯を削り、「食べかすとり」ばかりして細菌の塊である歯垢(プラーク)を放置し、「食後すぐの歯みがき」をして唾液という天然のメンテナンス剤を捨てるという間違った行為を続けてきました。
そうして口腔細菌が大繁殖し、歯周病で歯を失い、歯ぐきを通って全身に菌が巡り、糖尿病、高血圧、梗塞、がん、肺炎、さらには認知症リスクを高めてきたのです。
のべ60万人のお口を見てきた第一線の歯科医が、世界に30年遅れた日本人の歯科常識を、世界最先端の予防歯科常識にアップデートし、誰でも毎日実践できる標準ケアを懇切丁寧に指導する、すべての日本人必読の1冊です。
第1章 健康長寿は「口内フローラ」で決まる
第2章 「歯みがき」の間違いが全身病をつくる
第3章 ある歯科医の告白
第4章 寝たきりにならないための歯科医からの大胆な提案
森 昭[モリ アキラ]
著・文・その他
内容説明
日本の歯科常識は間違いだらけ!60万人の口を診た名医の結論!
目次
第1章 健康長寿は「口内フローラ」で決まる(口の中は「口腔内細菌」の大洪水;不潔な口腔は命の危険 ほか)
第2章 「歯みがき」の間違いが全身病をつくる(デンタルフロスを習慣に!;食べかすとりをやめて、歯垢除去 ほか)
第3章 ある歯科医の告白(ガラパゴス化が進む日本の歯科;市販の歯みがき剤はいらない ほか)
第4章 寝たきりにならないための歯科医からの大胆な提案(予防歯科で人生の最後が健康に!;職業としての歯科医師の人気 ほか)
著者等紹介
森昭[モリアキラ]
昭和39年、京都府舞鶴市に生まれる。竹屋町森歯科クリニック院長、歯科医師臨床研修指導歯科医。平成7年、竹屋町森歯科クリニック開業。平成19年、MDE(メディカル&デンタルエステ)協会を設立。唾液分泌を促進させる癒やしの予防歯科(デンタルエステ)を全国の歯科医師、歯科衛生士に啓発。唾液に注目した臨床歯科の第一人者として知られ、著書『体の不調「唾液」を増やして解消する』(PHP研究所)が話題になる。テレビ、雑誌等で多くの監修を手がけるほか、全国各地で治療院向けのセミナー、講演会を開催するなど幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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