出版社内容情報
<国家のかたち>はこうして描かれた
「噫憲法よ汝已に生まれたり」国の内外で識者から迎え入れられた明治憲法。ウエスタンインパクトとナショナリズムの19世紀、木戸、大久保、伊藤、山県らが西洋体験をもとに描いた<この国のかたち>とは? 日本型立憲国家が誕生するまでのドラマを描く。
序 章 西洋体験としての明治憲法成立史
第1章 岩倉使節団の憲法体験――万国公法から憲法へ
第2章 伊藤博文の滞欧憲法調査――憲法から国制へ
第3章 山県有朋の欧米巡遊――もうひとつの「憲法」調査
終 章 外から見た明治憲法
瀧井 一博[タキイ カズヒロ]
著・文・その他
内容説明
「噫憲法よ汝已に生まれたり」国の内外で識者から迎え入れられた明治憲法。ウエスタンインパクトとナショナリズムの一九世紀、木戸、大久保、伊藤、山県らが西洋体験をもとに描いた「この国のかたち」とは?日本型立憲国家が誕生するまでのドラマを描く。
目次
序章 西洋体験としての明治憲法成立史
第1章 岩倉使節団の憲法体験―万国公法から憲法へ(旅立ち;珍道中 ほか)
第2章 伊藤博文の滞欧憲法調査―憲法から国制へ(伊藤の再渡欧―明治一四年の政変;ベルリンの憂鬱―議会制度への暗雲 ほか)
第3章 山県有朋の欧米巡遊―もうひとつの「憲法」調査(明治憲法が成立したとき;山県有朋の欧州視察 ほか)
終章 外から見た明治憲法
著者等紹介
滝井一博[タキイカズヒロ]
1967年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業後、同大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。京都大学人文科学研究所助手を経て、現在、神戸商科大学助教授。専攻は比較法史、国制史
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