内容説明
なぜ、空腹にまずいものなしなのか?なぜ、デザートは別腹なのか?五番目の基本味=「うま味」と「こく」の不思議な関係とは?遺伝子レベルの「おいしさ」、学習される「おいしさ」、欠乏による「おいしさ」…。奥深き美味の不思議を、味覚・嗅覚のしくみと大脳処理から徹底的に解明する。
目次
第1章 「おいしさ」とはなにか
第2章 おいしさにはどんな感覚があるのか
第3章 噛むことの効用
第4章 味と味覚の意味
第5章 味覚のしくみ
第6章 味覚増強物質
第7章 脳はどうおいしさを認識するのか
第8章 学習される「おいしさ」
著者等紹介
山本隆[ヤマモトタカシ]
1944年生まれ。大阪大学歯学部卒業。同大学院歯学研究科博士課程修了。大阪大学歯学部助教授、同人間科学部教授を経て、現在、同大学院人間科学研究科教授。専攻は、行動生理学、口腔生理学。日本味と匂学会会長、うま味研究会会長。2004年国際味覚嗅覚シンポジウム組織委員長
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