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内容説明
科学の営みとは、「定説」とされる科学理論を正確に理解したうえで、それを批判し、修正していく試みの連続である。理論の反駁に実際に成功し、その誤りを具体的に指摘すれば、それは一つの発見であり、さらにその誤りを克服する新たな理論を提示できれば、もう一つの発見となる。こうして科学の大発見は生まれてきた。
目次
科学とはそもそも何なのか
アリスタルコスからコペルニクスへ
どうして科学者を信じるの?
ガリレオお手製の望遠鏡
人工衛星というアイデア
重力はどこでも同じなの?それとも少し違うの?
科学と迷信
物理学におけるもっとも重要な問い
世界は何か他のものでできているとだれもが思う
プラトンからデカルトへ〔ほか〕
著者等紹介
アガシ,ヨセフ[アガシ,ヨセフ][Agassi,Joseph]
1927年、現在のイスラエルに生まれる。ユダヤ教に疑問をもち宗教学校を退学。哲学を志向する。ヘブライ大学で物理学修士、ロンドン大学で哲学博士の学位を取得。この間、著名な科学哲学者ポパーに師事する。1971年、『自然哲学者としてのファラデー』を出版し、科学史家としての地位を確立。ホンコン大学、イリノイ大学などの教授を歴任後、現在、ヨーク大学およびテルアヴィヴ大学の哲学科名誉教授。専門は科学哲学、科学史、物理学、形而上学のほか多岐にわたる
立花希一[タチバナキイチ]
1952年、東京都に生まれる。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科哲学専攻単位取得満期退学。現在、秋田大学教育文化学部教授
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感想・レビュー
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白義
マーンムート
nakamu