出版社内容情報
戦後最大の経済事件「イトマン事件」。保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのはひとりのバンカーだった。衝撃の実名手記大蔵省とマスコミに「内部告発状」を送ったのは私だ。
実力会長を退陣に追い込み、上層部を動かし、
わが住友銀行は生き延びた。
そのなかで、行内の人間関係が露になり、
誰が本物のバンカーなのかもわかってきた。
いま明らかになる「イトマン事件」の真実、闇社会の勢力との闘い、銀行内の激しい人事抗争ーー。
四半世紀の時を経て、すべてを綴った手帳を初公開する。
第1章 問題のスタート
第2章 なすすべもなく
第3章 行内の暗闘
第4章 共犯あるいは運命共同体
第5章 焦燥
第6章 攻勢
第7章 惨憺
第8章 兆し
第9章 9合目
第10章 停滞
第11章 磯田退任
第12章 追及か救済か
第13章 苛立ち
第14章 Zデー
第15章 解任!
第16章 虚脱
第17章 幕切れ
國重 惇史[クニシゲ アツシ]
著・文・その他
内容説明
戦後最大の経済事件「イトマン事件」。保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのは、銀行を愛してやまないひとりのバンカーだった。すべてを綴った手帳を公開する!
目次
問題のスタート
なすすべもなく
行内の暗闘
共犯あるいは運命共同体
焦燥
攻勢
惨憺
兆し
9合目
停滞
磯田退任
追及か救済か
苛立ち
Zデー
解任!
虚脱
幕切れ
著者等紹介
國重惇史[クニシゲアツシ]
1945年、山口県生まれ。68年、東京大学経済学部を卒業。同年、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。渋谷東口支店長、業務渉外部部付部長、本店営業第一部長、丸の内支店長を歴任。94年に同期トップで取締役就任。日本橋支店長、本店支配人東京駐在を経て、97年、住友キャピタル証券副社長。銀行員時代はMOF担を10年務めた。その後、99年にDLJディレクトSFG証券社長になり、同社を楽天が買収したことから、2005年に楽天副社長に現在はリミックスポイント会長兼社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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