出版社内容情報
内戦渦中のシリア深部より、人質もろともチャーター機を奪還せよ! Mig29×F-4×ボーイング737による空前絶後の空中戦!
2010年暮れ、チュニジアでの若い露天商の焼身自殺をきっかけにエジプト、リビア、サウジアラビアなど多数の国に広がっていった反政府運動「アラブの春」。
なかでも内乱が激化し、現在も混迷の状況を脱していないシリア共和国に、日本を始め数ヵ国の国際親善団体を母体とする和解仲介団が送り込まれた。だが、彼らを乗せたチャーター機は、シリア空軍により首都から遠く離れた空港に強制着陸させられ、乗員乗客全員が拘束されてしまう。
国際親善団体の背後にある組織が人質救出のため、白羽の矢を立てたのは元英国諜報員、航空自衛隊で戦闘機を飛ばしていたロートルパイロットたちだった。はたして彼らは、シリア軍によって拘束された人質をどのように脱出させるのか。
クライマックスは、シリアートルコ国境上空で展開される息をも継がせぬ空中戦!
【著者紹介】
1958年、北海道生まれ。日本大学法学部卒業後、PR会社勤務を経て、'91年に『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。航空サスペンスで一時代を築き、映画化された『風花』などの作品で新境地を拓いた。著書に『ニューナンブ』『街角の犬』『えれじい』の警察小説3部作の他、講談社文庫書き下ろしの新シリーズ『中継刑事』、12年ぶりに筆を執った空戦エンターテインメント『マルス・ブルー』などがある。
内容説明
“アラブの春”は中東に平和をもたらしたのか。激化するシリア内戦に対して送り込まれた多国籍和解仲介団。だが、彼らの乗った旅客機はシリア空軍により首都から遠く離れた空港に強制着陸させられ、乗員乗客全員が拘束されてしまう。戦火が迫る中、人質救出に送り込まれた元航空自衛隊パイロットたちは、空前絶後の作戦を決行する。圧巻の迫力!息も継がせぬ空中戦!元航空自衛隊パイロットVS.シリア共和国空軍エース。航空軍事サスペンスの旗手が描く、ありうべき世界の危機。
著者等紹介
鳴海章[ナルミショウ]
1958年、北海道生まれ。日本大学法学部卒業後、PR会社勤務を経て、’91年に『ナイト・ダンサー』で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。航空サスペンスで一時代を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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koba
外道皇帝
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ぶーにゃん@積ん読本解消中
koba